一级_読解_文法

問題I 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは１．２?３?４から最も適当なものを一つ選びなさい。

今ほど個々の人間の主体性が求められている時代はない。そして皮肉なことに、主体性を得るには不可欠な読書や思索が、これほど難しくなっている社会もない。こんな社会にあっても、いや、こんな時代だからこそ、われわれは読書と思索を続けなければならない。ことに次の時代を担う青年たちに読書を勧めたいと思う。読書はもはや個人の趣味とか余暇の過ごし方とかの問題ではなく、①社会の質を定めかねない問題になっているからである。

読書家として知られた財界人がかつて言った「マスコミとか、海外旅行とか、さまざま

問3③「本を読もうとしない青年を責めることは酷かもしれない」とあるが、なぜか。

1 現代社会は青年に読書や思索に親しむ環境をうまく作っていないから

2現代社会は青年に読書や思索を続けさせようと要求していないから

3現代社会には、雑誌などが多すぎて、青年たちは本を読む暇がなくなったから4現代社会には映像型の本がどんどん出版され、読者を奪われたから

問4 （④）に入るものはどれか。

1とはいえ 2 なお 3 したがって 4 それに対して

問5 ⑤「見る」と同じ意味のことを別の言い方で表しているものは何か。

1 本を読むことにより人生を見極める。

2 人生の途上で出会った事を疑い、それを解く。

3 毎日１ページずつ続けて読む。

4 写真を主体にしている雑誌を鑑賞する。

問6 筆者が読書に対する理解に最も合うものはどれか。

1 若い世代のみならず、社会人全体にとって読書こそ社会を質を高める道である。

2 新しい時代を担う青年たちにとって読書こそ、その役割を果たせる道である。

3 読書とは人生いにおけるさまざまな謎を探求し、それを解くための思索活動で

４ヘットフォンの音楽が本当に大きくて耳が痛いから

問9 ③「空想で」とあるが、筆者は空想で何をするか。

１音量を下げてくださいと頼むこと

２慌てた若者を見て一人微笑むこと

３音量のダイヤルを最大にすること

４大げさに手で耳を塞ぎ、嫌な顔をすること

（２）人間とは何か。そして人生とは。たまにそんな問に直面するたびに、私はいつもかつて実

際に目にし感動したあの氷山の白い姿を思い起こす。よく言われるように、私たちの目に見える氷山は、氷山全体から見れば、ほんのわずかでしかない。神秘的な美しい氷山は、海中に眠っているその巨大な氷塊に支えられているのだ。

人間の脳がそれに似ている。（中略）人間の脳には百四十億の脳細胞があるが、…、人は普通その脳細胞のわずか10％か、せいぜい20％ぐらいしか使わずに、生涯の幕を閉じることが多いという。使われない脳細胞は、ちょうど海面下に沈んで人の目に触れることのない氷山のように思える。私たちは、眠っている莫大な脳細胞に蓄えられた自分の才能や資質を、自ら知ることもできずに、一生を終えることが多いのだ。

自然にそういう職種を選んでしまうとも考えられる。一部の新聞記者もその一例である。②断っておくが、いま上げた職種の人すべてがそうだと言うのではない。そういうやつが多いと言っているのだ。えらそうにしている記者の特徴をあげてみよう。

第－に態度や言葉づかいに独特のポーズがつきまとっている。取材してやっているのだ、記事にしてやるのだぞという、それとないポーズである。口に出さない（③）、目やものの言い方に、ありありと出ている。

第二に、自分の職種は社会ではエリート階級（注2）に属しているのだという意識を、やはりそれとなく相手に判らせたがっているそのあからさまな態度。

第三に、社内におけるセクト主義（注3）を、外部の人間に対してぶつけてくることである。私

がある担当記者に用事があって電話をする。その人は外出している。すると、代わりに電話に出てきた別のセクション（注4）の記者は、他の企業では考えられないくらい失礼な応対をする。（④）ような言葉づかい。「お前と俺は関係ねえんだ。」そう心の中で呟いている声が、私にはちゃんと聞こえる。なぜそうなるのか。そんなに記者とは偉い人たちなのだろうか。雨の日も雪の日も、黙々と新聞を配っている人たちの方が、はるかに偉いではないか。

（注1）ディレクター：1、テレビやラジオの番組担当責任者。2、支配人、理事。

（注2）エリート階級：社会やj阻織の指導的地位にある階級、人々。

（注3）セクト主義：宗派主義、派閥主義。

（注4）セクション：会社などの部、課。

あるのだ。原因の一つは、企業が大学で何を学んだかではなく、大学卒という学歴だけで学生を採用しがちだということになる。大学入試を突破した学生なら受け入れてよかろうと思っているのである。（③）社内研修で「会社人間」に鍛え上げていくのだから。もう一つの原因は、日本の企業や社会で同窓会ネットワーク（注1）が重要な役割を果たしていることだろう。大学の数が増え、学生が増えすぎたのだ。結果として、学生の能力よりも「大卒」の肩書（注2）の方が大事になってきたようである。その肩書があれば、卒業生がいろいろな同窓関係の利益を得ることができるのである。

しかしながら、大学院へ進んでさらに勉強しようというレベルの高い、真面目な学生もつねにいる。そしてそのことが日本社会において学問を重視することについて救いになっている。彼らは卒

業して、大学や研究所で研究や教育に専念する。残念ながら、たいていの場合、設備の面でも、資金面でも研究条件はあまり満足のいくものではない。でも、このような学者、研究者がいる限り、少なくとも彼らの分野では日本は高い学問的水準を保っていけるだろう。

（注1）ネットワーク：網状の組織。

（注2）肩書：学歴、地位、身分、称号など。ここでは大学名を指すこと。

問17①「について」と意味の同じものは次のどれか。

1 川について歩くと、大きなブリッジが見える。

2 わたしは歴史にについて論文を書くつもりだ。

3 靴の色が靴下についてしまって、なかなか取れない。

はないし、青年をそんなふに押しつめるおとなも大いに反省の要がある。

問 21 「そんなふうに」とあるが、どんなふうにか。

1「甘い」と言われても、平気で自分の理想を述べるというふうに。

2 自分の若さを隠さず、無理に背伸びしないというふうに。

3「甘い」とか「若い」とかいわれることを、おそれないというふうに。

4 無理に背伸びして、「おとな」ぶろうというふうに。

（２）「人はその血管と同じに年をとる」という名言があります。もちろん、人間だけでなく、いろいろな動物にもあてはまります。この言葉は、血管というものが、老化を考えるさい、いかに大事であるかを物語っています。体の各器官がどんなに若々しくとも、血管に障害があったら、その器官に栄養物も酸素も届けられず、また、老廃物（注1）はたまる一方になってしまいます。鉄道や運送会社、それに清掃業者がストライキをおこしたとしたならば、都市は瀕死（注2）状態になることでしょう。血管の役割はそれほど重大なのです。

（注1）老廃物；動物の体内で古くなり、いらなくなったもの。

（注2）瀕死：今にも死にそうなこと。

問 22 文の中の「人」と「血管」の関係に当たるものは次のどれか。

1 動物と各器官

2 栄養物と老廃物

3 鉄道と清掃業者

4 都市と運送会社

（３）日本人も食生活が変わればガンの種類が変わる。近年、欧米型の食生活が広がるに

つれて、日本でも大腸ガンや乳ガンになる人が増えている。とくに大腸ガンの急増ぶりは顕著で、増加率だけをみると胃ガン、肺ガン、心臓ガンという「御三家」をしのぐ勢いとなっている。

この傾向は今後ますます強まり、2000年には、大腸ガンが胃ガンを抜いてトップになるだ

ろうという予測が体勢を占めている。ただし、ここで勘違いしてはいけないのは、高タンパク、高脂肪で食物繊維の少ない欧米型食事そのものに、発ガン物質が多く含まれているわけではないということだが、それにしても、いま日本人の食生活を改革する必要があるのではなかろうか。

問 23 筆者は日本人の食生活についてどのように考えているか。

1 日本人も食生活が変わればガンの種類も変わるにちがいない。

2 今後、大腸ガンが胃ガンを抜いてトップになると予測ができる。

3 日本人の食生活を改革するために、食物繊維の少ない食事をすすめる。

4 欧米型の食生活の広がることを控える必要がある。

（４）下のグラフは男女有職者の仕事時間の推移を表したものです

問 24 グラフの説明として正しいものはどれか。

①全体的に女性のほうが仕事時間は短いが、傾向としては男女とも1970年～1975年に

かけて大きく減少し、その後少し伸びている。1985年をピークに再び減少していたのが、最近5年間では男女とも、減少が続いている。

②全体的に、女性のほうが仕事時間は短いが、傾向としては男女とも1970年－1975年にかけて大

きく減少し、その後少し伸びている。男女は1985年をピークに大幅に減少している。

③全体的に、女性のほうが仕事時間は短いが、傾向としては男女の仕事時間は1975年か

ら増加傾向にあり、その後少し減少していて、1985年をピークに再び増加していた。

④全体的に、女性のほうが仕事時間は短いが、傾向としては男女とも1970年～1975年に

かけて大きく減少し、その後少し伸びている。1985年をピークに再び減少していたのが、最近

（32）誰に何と言われよう、自分の思った通りにやろうと決意した。

1にも2とも3ものの4たびに

（33）青春時代一番大事なことは何にでもチャレンジする勇気を持つことだ。

1に対して2に即して3において4に引き換え（34）りりさんは貧しさ教育が受けられなかった。

１ゆえに2なりに3ながらに4なしに

（35）この絵は数々の賞をもらっているあの画家の作品だ。

1こそ2あって3なしには4ならでは

（36）１９７０年代後半（）日本は消費社会へと変化していった。

１にかけて２にわたって３をふまえて４をさかいにして

（37）幸運だったのではなく努力したから出世できたのだ。

1こそ2おかげで3限って4ともに

（45）彼は歌が上手だからカラオケが好きかと思いきや。

1好きらしい2毎日行ってきる

3好きなはずだ4嫌だそうだ

（46）今日の料理はまずい。

1きわまりない2までだ

3といったらない4限りだ

（47）この事件にはよく分からないところが多い。真犯人はほかにいるのでは。

1あるまいか2まるまいし

3まるまじき4まるまい

（48）語学勉強にも工夫が必要で、ただ長い時間勉強すればいいという。

1ものがある2ものではない

3までのことだ4までもない

（49）あんなわがままな人だと私だって面倒を見わよ。

1かねない2きれない3こなせない4極まりない

（56）悩んだ末に引き受けたことだから、たとえ両親に反対されても。

1止めるまでのことだ2止められっこない

3止めずにはいられない4止めずにはすまない

（57）彼女は私と婚約していたのに、突然他の男と結婚してしまった。これが裏切り。

1でなくてなんだろう2ではないだろう

3とはいえないだろう4にはあたらないだろう

（58）彼は父である前社長の後を継いで社長になった。しかし、社長といっても名ばかりで、。

1会社のことは何も知らない

2社員に人気があるいい社長だ

3一生懸命社長の仕事をしている

4会社の業績をどんどん伸ばしている

（59）私は人の前で話すのが苦手だ。だから、スピーチを頼まれたときはとても出来ないと思った。しかし、これも一つの経験

と考えれば。

1引き受けないものでもない

2引き受けないはずがない

3引き受けるわけにはいかない

4引き受けるのを禁じえない

天津翻译学院介绍：天津最具规模的日语培训基地，国家人事部翻译资格考试（英、日语）指定培训机构