ブラザーアンドロイド-01.リュウ-台本听写

01 初めまして僕の妹
起動完了 フログレムデータ異常なし 
初めまして 僕の妹 起動してくれてありがとう
名前を教えて わかった インプットした
人間は初めて会った相手と握手を交わす だから 僕たちも握手をしよう
僕はリュウ 痛い? 手を握る力が強すぎた? 
ごめん まだ 力の加減がよく分からない
今度握手する時は握手レベルを二つ下げて見る
ところで 僕の取扱説明書は読んでくれた?
読んでないのか?
だったら 口頭で 簡単に説明しておく
僕は BB社によって 開発された ブラザータイプのアンドロイド
ブラザータイプの特徴はクライアントの兄弟となること
ほかのアンドロイドと決定的に違って 
最新の人工知能が搭載され 感情機能が備わっている
ただ 僕は まだ プロトタイプのアンドロイド 
感情機能については未完成の部分も多い
それから 僕のパーソナルデータにいて
職業は料理学校の先生 
僕は 料理 掃除 洗濯 家事全般が特技として プログレミグされている
今日から 家事は 全て ぼくに 任せてくれれぼいい
僕についての説明は以上だ
ところで お前の取扱説明書は何所に在るんだ?今のうちに読んでおく
人間に説明書がないのか?だったら 自分で覚えていくしかないな
(データ )お前についてのデータをシトクしていたんだ
僕はお前を抱き締めることで スリサイズや身長をサーチする事ができる
あっ 顔が真っ赤になっている
(脈搏)うん 上がっている もしかして 怒ってる?
お前のこと調べたらだめなのか?
分かった でも 兄として お前のデータは必要だ
お前にもしもの事があった時 対応出来るために
勝手に調べないから お前から僕にいろいろと教えてほしい
僕の妹は素直でいい子 それにすごく可愛い
お前に関するデータだ ちゃんとインプットしておく
これからよろしく ぼくの可愛い妹

02 愛してるという言葉
現在 20時59分02秒
58秒後に お前の好きなドラマが始まるよ
早くこちにおいで お兄ちゃんと一緒に見よう
そんなソッフアの端っこに座ったら 画面がよく見えないだろう
もっとお兄ちゃんの傍においで
うん それでいい
あっ 始まったよ
このドラマ 前回は 男の人が主人公の女の人に「愛してる」っていって終わったね
そう言えば この「愛してる」ってどういう意味なんだろう
自分の大切な相手に言う特別な言葉
へえ そうなんだ
だっ

たら 僕も使ってみようかな
愛してるよ 僕の可愛い妹
(チゥ)どうして驚くんだ?ドラマでは愛してるっ言って相手の頬に唇を付けてたぞ
兄弟でやるのはだめなのか
ふん~~そう
あぁ 見て 今度は唇と唇で
(ビー)あっ いきなり テレビを消して如何したの
リュウは こういうドラマ見ちゃ行けないって
理由がよく分らないけど お前が「ダメだ」というならその通りにするよ(ビー)
それにしても まだ「リュウ」と呼ぶんだ
「お兄ちゃん」って呼んでもらいたいのに
どうして恥ずかしいんだ お兄ちゃんなんだから お兄ちゃんでいいだろう
やっぱりアンドロイドの僕をお兄ちゃんとは思えないかな
それなら よかった
抱きしめるのは兄弟でやてもおかしくないってほかのドラマで見たことがある
愛してるか 素敵な言葉を教えてくれてありがとう
僕はお前のこと愛してるよ

03 お前の大丈夫
(ドアの音)お帰り ご飯できてるよ 
お前がたべたっかたてたボルシチを作ってみたんだ
ほら 昨日テレビを見てた時にいてただろう 食べてみたいって
どういたしまして 熱いから気をつけて食べるんだよ
そうだ お兄ちゃんが「ふう」って冷ましてからお前の口に運んであげる
ふう ふう よし これで適温になった
はい アーン 
子ども扱いしているわけでわないよ
ただ お兄ちゃんの作った料理でおまえが焼けどをしたらと思うと心配で
だったら 食べ終わるまで傍で見ていてもいいかな
ありがとう さあ 召し上がれ
(皿の音)完食してくれたなあ 味はどうだった 
よかった また食べたいものがあったら お兄ちゃんにリクエストしてくれ
何でも作ってあげるからね
ところで お前のお兄ちゃんになってから今日で二週間 
僕のこと 少しくらいはお兄ちゃんだと思えるようになった?
そうか お前がお兄ちゃんって読んでくれる日も近いかもしれないね
でも お前について知らない事がまだたくさんあるんだ
だから今日は お兄ちゃんからいろいろと質問させてくれないかな
ありがとう そうだな 先ずは 小さい頃は どんな女の子だったんだ
あはっは そうたんだ 今のお前からは想像もつかえなかった
それちゃ 次の質問 
うん 今にも 目を閉じてしまいそう もしかしてお前眠い?
大丈夫なのか?眠かったら寝てもいいんだよ 話すのは明日でもできるだから
分かった 次の質問
えいと 小さい頃のお前の夢は?
なるほど は

っは 小さい頃のお前に会ってみたかったなあ
きっとすごく可愛かったんだろうね 勿論今も十分可愛いけど
あれ 寝ちゃったのか やっぱり眠かったんだ
こんなところで寝たら風邪引くよ 僕が部屋まで運んであげる
うん あどけない顔して寝てるんな 可愛い
それにしても どうして「大丈夫」って嘘ついたんだろう
あっ ごめん 起こしちゃった 
うん お兄ちゃんがベットまで運ぼうとしたところだよ
あのまま寝かせておいてお前が風邪でも引いたら大変だから
恥ずかしがる事ないのに
一人で歩けるから大丈夫ってお前は言うけど お前の大丈夫は大丈夫じゃない
先学習してからベットに運ぶまでは降ろさないよ
お前はどうして 眠いのに大丈夫なんて嘘ついたんだ
謝らなくていいんだよ 僕は怒ってるわけじゃないから
お前が無理をした理由が僕にはよく分からなかったんだ
眠い時は眠いとあの時言えば良かったのに
嬉しかったから無理をしたんだ?どういうこと?
僕がお前を知りたいと思ったことが嬉しかったのか?
そうか 僕は感情が未発達だから 嬉しいという感情についてもよく分からない
だけど 嬉しいと思うのはいい事なんだろうね
だって 今のお前素敵な笑顔だから
そんなお前の笑顔を見ると僕も自然と笑顔になるよ
これが 嬉しいって感情なのか
あはっは お前が嬉しいと僕も嬉しくなるんだね
どうした 顔が赤いよ 熱があるのかい お兄ちゃんが測ってあげる
違うのか だたら僕に よく見せてご覧
恥ずかしがったらだめだ 僕には全てを見せてくれないと
お前のことなんだって知りたいんだ
だって僕はお前のお兄ちゃんなんだからね

04 もう一回、言って?
あれ もう食べないのか 今日のは美味しくなかった?
そう それなら どうしたんだ 残すなんて珍しい
お前 足元ふら付いてるぞ あっ
顔色異常わり 呼吸異常わり 脈拍異常わり 体温38.2度
大変だ
気が付いたか よかった リビングで倒れたんだよ
あっ 起きたらだめだ まだ熱があるんだから ほら ゆっくり休んで
早く元気なお前に戻って 薬と水はここに置いておく 後で飲みなさい
ほかに何か欲しいものはないか 
アイスクリンムが食べたいとかスポーツドリンクが飲みたいとか なんでもいいよ
そう 何かして欲しいことがあったら遠慮なく言って
そろそろ氷枕を変える時間だ お兄ちゃん行ってくるから ちょっと待てて
どうした 袖を掴んで 僕に

傍にいって欲しいのか 分かった
大丈夫 僕はずっとお前の傍にいるから
風邪 ウイネスの感染により発生する病気 
感染者は 咳 発熱 頭痛などの症状を起こす
主な治療法は 風邪薬のとおい 東洋医学では漢方を使用する場合も多い(ビー)
これが僕の中に組み込まれた風に関しての主なデータ
でも こんなデータ 実際には何も役に立たないんだ お前に風邪を引かせるなんて
僕は本当に兄失格だ ごめんな 辛い思いをさせて
お兄ちゃんは悪くないって ありがとう 優しいんだな
あっ 今はじめて 僕のことお兄ちゃんって呼んでくれた
そうだよ ほら も一度言ってみて お兄ちゃんって 
ありがとう これで本当にお前のお兄ちゃんになった気がするよ
あぁ ごめん 煩くして お前が眠るのを邪魔しちゃったね
いい夢が見られるおまじなようするから さあ 目を閉じて
(キス)今日はずっと僕がお前の傍についているから安心してお休み

05 そろそろ起きる時間だぞ
入るぞ おはよ そろそろ起きる時間だ
あはっは 気持よさそうな顔して寝てるなあ 楽しい夢でも見てるの
朝だぞ ほら 起きなさい ほら 早く起きないと遅刻しちゃうぞ
そんなにまだ寝ていたいの だったら 僕もベットにはいて一緒に寝ようかな
ようやく起きた 全くうちの寝坊助さんには困ったもんだ
早く顔洗っておいで 朝ご飯出来てるから
うん おはよ 今日も一緒に楽しい一日を過ごそうなあ

06 こういう時こそ、落ち着いて
(走る音)
おはよ 今お前の好きな甘い卵焼きを焼いてるよ 
うん あぁ 
お前があまりにも気持ちよさそうに寝むていったから可哀そうで起こせなかった
最近寝不足で疲れているみたいだしね
でも 寝不足はお肌の大敵し 体調悪化にも繋がるんだ
お前が寝不足で倒れたらと思うとお兄ちゃんは気が気じゃないよ
おっ 分かった 今度からはちゃんと起こすから
でも お前を無理やり起こすのわね
そうだ キスして起こせばいいか
ダメか じゃ いい起こし方考えておくよ
それより ご飯食べていくだろう もうすぐできるから
ん~ 遅刻するから要らないのか けど せめて一口だけでも 力出ないぞ
あぁ お弁当忘れてるよ
はい 今日のお弁当はサンドイッチ 好き嫌いしないで残さず食べるんだよ
ちょと待て 慌ててもいいことないぞ 一回気持ちを落ち着かせよ
そうだね 深呼吸してみよう
はい (深呼吸の音)どう?落ち

着いた?慌てて外に出て転んだりしたら大変だからね
よし 最後にお呪い 今日もいい一日でありますように
おでこにキスすると幸せがやってくるんだって
(ドアの音)いってらっしゃい 気をつけて 寄り道しないでまっすぐ帰ってくるんだよ

07 寂しがり屋の甘えん坊さん
お帰りなさい 今日はずいぶん遅かったな また無理をしてきったのか
頑張り屋なお前は好きだけど 頑張り過ぎて体を壊されたら僕は嫌だな
お前は一人しかいない アンドロイドと違って 替えが利くわけじゃないだから
お風呂沸かしておいたから 今日ははいたらすぐ寝なさい
あっ 見たいテレビがあっても駄目だよ 明日も早いんだから
ほら いいから お風呂にはいてきなさい
うん 寝たんじゃなかったのか あっ テレビか だめだよ 早く寝ないと(ビー)
テレビじゃない?お仲がへったのか?だったらホットミルクでも
うん? これも違うんだ だったら何?お前の話?
あっ そう言えば お前が帰ってきってから僕ばっかり話していたね
ごめん お前のことになると どうも自分を見失うみたいだ
今日も疲れたお前を見たらk気が気じゃなくて
寝ろって煩かったろう
嬉しいって?
あはっは そうか だけど 肝心なお前の話を聴けてやらないのは兄として資格だよ
どうした 僕に何を話したかったの
あっはっは 僕と一緒にいるのは構わないよ
だけど 疲れてるんじゃないか もしかして僕に甘えたかったの
あっは そうか さしてあげられなくてごめんね
ほら こちにおいで 僕の膝に頭を乗せて そう 膝枕してあげる
これなら お前が起きても僕はいるだろう
明るくて眠れない?じゃ 僕の手で目を隠してあげる
うん これで真っ暗になっただろう 僕がこうしてずっとお前の傍にいるから
安心してお休み
寂しがり屋の甘えん坊さん
でも僕はそんなお前を愛してる

08 僕にとっての喜び
うん 皿洗い完了と あっ 掃除機もお兄ちゃんがかけるから
せっかくの休みだよ お前はソファに座ってのんびりテレビでも見ていなさい
あぁ 洗濯物もお兄ちゃんがおす ほら ゆっくりしてる
うん お昼なら僕が作る 何が食べたいんだ お前のリクエストに応えてやる
うん どうした 機嫌悪そうな顔をして
お兄ちゃんが家事を全部やるのが不満なのか
うーん 最近お前疲れて帰ってくるだろう
だから 家にいる時くらいはのんびりしてほしいんだ
ん?納得できないって顔

してるね だけど むくれたお前の顔も可愛い
うん?お兄ちゃんのこと心配してくれるかい
でも ちっとも大変じゃないよ 楽しいからね
家事が好きだから楽しいっていうのもあるけど 
お前のために何かをやっている時が僕は一番楽しいんだ
僕の作った料理をお前が食べてくれる
僕の掃除した部屋でおまえが快適に過ごしてくれる
それが僕にとっては喜びなんだ
うん?お前も何かしたい ありがとう
お前は何かしてもらってばかりだって言うけど そんなことないと思う
だってお前は 僕にいろんなことを教えてくれるから
は そうだ 今日は二人で一緒に家事をしようか
一緒にやれば早く終わるし 一人でやるよりもずっと楽しいだろうから
うん!決まりだね それで 家事が終わったら 二人でお茶にしようか
そう言えば お前の大好きなアイスクリームつくっておいたんだ
楽しみ?それじゃ 二人で力を合わせて早く終わらせよ

09 お前が選んでくれたものなら
終わった ずいぶん私宅に時間がかかったね
あっ うん? あぁ ごめん 思わずお前に見惚れてぼうとしてた
うん!勿論そのワンピースにあってていつにも増して可愛いよ
お世辞じゃないんだけどね
そうだ 手を出して うん? お前が迷子にならないように手を繋いだだけだよ
ほら 行こう
あっ お前に似合いそうな服だ あっちのワンピースも可愛い
お前はどっちがいいと思う?
何着ってもお前は似合うから どっちも捨て難いと思うけど
うん?選ばないの?今日僕の服買いにきったんだっけ
そんなの別にいいじゃない それより お前の服選ぼう
うーん 自分のことを後回しにしようと思ってしているわけじゃないんだ
お前を前にするとどうしても何がしてやりたいと思う
ダメか?
そう 分かった もう少し自分に興味を持つようにするから
じゃ 僕の洋服買いに行こう
笑うなんてひどいな 僕は大好きなお前に好かれたくて必死なのに
そうだ お前が僕の服を選んで お前が選んでくれたものなら何でも喜んで着るから
ありがとう あぁ 急に走り出して如何したんだ?
あはっは 僕が自分のことに興味を持ったのか嬉しいの
お前が僕に興味を持ってくれなかったら 自分に興味なんてわかない
うん?何でもない でも 走れなくてもお店は逃げていったりしないよ
まだ時間はあるんだから ゆっくり楽しもう

10 愛情を独り占め
ただいま あっ 今日はお前のほうが早かったんだ

れ 夕食の準備ができてる もしかして作ってくれたの
ありがとう 僕のために お前が手料理を作ってくれるなんてすごく嬉しい
いただきます
へえ~ これは トマトソウスの隠し味にローズマリを使ってるんだね
手が込んでる うん!一緒に食べよう
あれ もう食べないの
へっ この料理の何処が失敗なんだ 大成功だろう
無理なんてしてないよ それにお世辞でもない
料理教室の先生に向って味音痴とはひどいいようだね
確かに 味覚数値的にはバランスが崩れているかもしれないけれど
この料理にはお前の愛情がたっぷりはいているんだ
お前の愛情のはいた料理が失敗作なわけない
食べないんだったら お前の分全部もらっちゃうよ
ありがとう あっはは 僕は幸せ者だね お前の愛情を独り占めしてるんだから
よし 今度はお兄ちゃんがお前のために作ろうかな
お前の分まで食べちゃったからね
お前は何が食べたい?
変な遠慮はしない お前の愛情料理を食べさせてもらったお礼だから ね

11 僕なりの精一杯
お帰り
お前の帰りが遅いから心配してたんだよ 遅くなる時は連絡しなさい
でも まあいい お前が無事で帰ってきってくれる それだけでいいんだ 
本当によかった
うん ずっと起きて待ってた お前のことが心配だったからね
お前まで泣きそうな顔をしない 
僕の体は人間ほど休まなくてもいいようにできているだよ
CPUの熱ぼうそを防ぐために一日2時間程度のシャットダン
人間でいう睡眠を取れば十分だから 僕のことはいいんだ
それより 家に帰ってきった時に誰も迎えてくれなかったら寂しいでしょう
うん?今日のお前はいつもより甘えん坊さんだね
抱きしめ返してくるなんて 
いつもなら 「恥ずかしいから止めて」なんて言うのに
どうして謝るんだ?僕はお前が甘えてきってくれてとても嬉しいよ
僕に怒られたいからわざと遅く帰ってきったの
確かに 僕は今まで一度もお前に怒った事なかったね
うん そんなに僕に怒ってほしいのかい
めっ そんなに笑うなって 僕なりの精一杯なんだから
本当のことを言うと 僕には怒る感情が備わっていないようなんだ
だから お前を叱れない
ごめん 僕もお前みたいに人間だったらよかったんだけどね
うん 気をつかわなくてもいいよ 仕方のないことなんだから
これからはお兄ちゃんを心配させないように遅くなる時は連絡しなさい
約束 ね~

12 お前の特別
どうしようかな 僕が

教えている料理教室でクッキを作ったんだ
でも 急に生徒さんが一人来られなくなってね
とりあえず余った材料は持って帰ってきったんだけど何に使おうかと考えていたんだ
お前が まあ 使うのは構わないけど クッキが食べたいなら僕が作ってあげるよ
この前 市販のものより美味しい作り方を開発したんだ
えっ もしかして 作って誰かにプレゼントするの
誰にプレゼントするつもりなんだ?お兄ちゃんに教えてくれないのか そうか
あっ 材料は好きに使っていいよ クッキ作りに必要な道具も出しておくからね
クッキの型も好きなの使うといい お前の好きなウサギ型も出しておくから
あぁ あまり卵を強く割るのはよくないよ 殻が細かくなって入り易くなるからね
平な所で軽く割ったほうがいい
砂糖の量はちゃんと量ったか 適当に入れると失敗の元だよ
面倒だと思ってもちゃ。。。
あぁ ごめん 
お前の一生懸命なところを見てたら如何してもお兄ちゃんを何かしてやりたくなって
また口をはさみ過ぎた お兄ちゃんがいなくても何でも一人でできるよな
部屋に戻るからあとは頑張って
はい どうぞ 
はっ クッキが無事に完成したんだ
うん いい色に焼けてる
本当に僕が手伝わんなくても一人でちゃんと作れたね
いい子 いい子
あぁ また子供扱いしてって怒ってるのか
いいんだよ お前はいくつになってもお兄ちゃんの妹なんだから 
これくらいいいだろう
可愛いお前に手作りクッキをもらった男の子は本当に喜ぶだろうね
お兄ちゃんがその男の子に変わりたい 世界一の幸せ者だからな
その幸せ者はお兄ちゃん?クッキ お兄ちゃんのために作ったくれたの?!
ありがとう まさか僕にくれると思っていなかったからすごく嬉しい
僕が世界一の幸せ者だったんだね
大げさじゃないって お前の幸せを願ってるはずなのに僕以外の男の子にクッきを上げると思うときが気じゃなかった
そうか 僕以外にあげる人はいないんだ
それじゃ お前にそんな人ができるまで僕はお前の特別でいってもいい?
ありがとう それまでずっとお前の傍にいるからね

13 それだけで十分だから
今日はお前にお土産があるんだ 
料理教室でお世話になってる人がケーキをくれたんだ
有名なパティシエが作ってらしくかなり美味しらしいよ
あっはは お前は甘いものを見ると本当に可愛い顔をするね
ほら 待てって すぐに準備するから
美味しい紅茶も入れたよ 

さあ 一緒に召し上がれ
うん? あぁ 一つしかいただいていないんだ
お兄ちゃんは要らないからお前が全部食べるといい
お兄ちゃんはお前の喜ぶ顔が見られればそれだけで十分だから
ほら 一人で食べられなかったら食べさせてあげるよ
おまえは本当に甘えん坊さんだね
ほら アーン
食べないの まだ気にしてるのかい
だったら半分個しようか それならいいだろう
うん~ いい子 それじや少し待ってて
よし 半分個にしたよ はい 召し上がれ
美味しい?あっはは そんなに気に入ったんならやっぱりお前に全部あげる
妹はお兄ちゃんの言うことを素直に聞くもんだよ
あっ 口の周りにクリームつけて子供だなあお前は 今お兄ちゃんが取ってあげるよ
取れた 甘いね このクリーム
御馳走様 僕はこれで十分だ
顔が真っ赤 もしかして照れてるの?可愛い
お前が可愛すぎて時々どうしていいか分からなくなる
うん なんでもないよ 
またクリームつけてる ほら 僕が取ってあげる
あっは そんなに遠慮しなくていいのに

14 お前のことを守ってあげるから
遅くなってごめん お店が込んで。。。
あっ 誰ですか貴方 彼女に何か用ですか
その汚い手退けてもらえませんか それに馴れ馴れしく声をかけるのもやめてください
彼女は僕と約束があるんです
ほら 行くぞ 
あっ ごめん 腕いたかったか
僕は何をやってるんだ
知らない男に話かけられて怖くなかった
そうか 戻るのが遅くなってごめん 心細かっただろ
僕がずっとお前のことを守ってあげるから
だから 安心して もう こんな怖い思い二度とさせないから
うん 約束 そのために お前の傍にずっといる
だから お前も これから知らない男に話しかけられても 
絶対に相手にするんじゃないぞ
それから 知ってる男の子とも あんまり話さないで欲しい
うん?何か僕おかしな事言った
お前に変な虫が付いたら困るんだろう
ほら 手出して 繋いでいこう
僕から離れないようにね それじゃ気を取り直して遊びに行こう

15 ずっと前から
行ってらっしゃい 今日も帰り遅いのか 
そうか 最近お前の帰りが遅いだろう
あぁ ちゃんと連絡してくれてるけど 
やっぱり何かあったんじゃないかって心配になるよ
この間も 町で知らない男に声をかけられてたし
またお前が怖い思いをしたらと思いと
最近僕は心配し過ぎ?
いや そんなことないと思うよ 
それに 僕は元からこうだ

ろう
そうだ 今日は じゃなくて
今日からずっとお休みして 僕と一緒にずっと家で過ごそうか
それなら 僕も心配しなくてもいいし そうしよう
うん?どうした? 後づつりして
お兄さんちゃんが怖い?そんな事ないだろう
僕はこんなにお前の事好きなのに
お前を離したくない 誰にも渡したくない
可愛いよ ずっと前からお前にキスしたくてたまらなかった
僕はお前を愛してるんだ 世界中の誰よりも
あっ ごめん まただ 僕はどうしたんだ
お前のことになると 自分がせいにをできなくなる
僕のことは気にしなくていいから行っておいで 遅刻しちゃうよ
だめだ! 僕に近寄るな!!
えっ なんだ?今のは
あっ おお声を出してごめん もう大丈夫だから 僕には構わないで
本当に大丈夫だから ほら 
行ってらっしゃい

16 可愛い妹の頼み
あっ お早う
うん 今日はお兄ちゃん家の用事が残ってるから お前一人で出かけておいで
あぁ お前は手伝わなくていいよ
お兄ちゃんは洗濯物干して来るから ご飯食べたら 食器流しに置いてといて
後で洗うから
うん? 袖を離してくれないと洗濯できないんだけど
僕がお前を避けてるなんて そんな事ないよ
それに お前にはお前の世界があるんだ
お兄ちゃんお兄ちゃんて言って 自分の世界を見ないのはだめだよ
もう少し いろんな物を見たほうがいい
いいんだ お前にとって
お兄ちゃんは無理なんかしてない お前の気のせいだよ
だから ほら お前はお前のことを
あっ なんていう顔してるんだ
僕はお前のことが嫌いになったからこんなことを言っているわけじゃない
むしろ その逆だよ
だから ほら 安心しなさい
分かったら さっさと朝ご飯を食べる そしたら 一緒に出かけよう
家の仕事なんていつでもできる
最近 お前と一緒に出かけてあげられなかったから たまには
そんなに喜ばないで 僕の気持ちがまた揺らる
はっ 何でもないよ ほら 朝ご飯食べて
心配しなくて大丈夫だよ お前の好きなところどこでも連れててあげるから
あぁ だって 僕はお前のお兄ちゃんだろう
だったら可愛い妹の頼みを聞けないわけがないからね

17 僕から見た世界
もしもし どうした なかなか帰ってこないから心配してたんだよ
そう 今日は遅くなるんだね 分かった
あぁ ご飯も食べてくるのか
あっ 夜道は危険だから お兄ちゃんが駅まで迎えに行くよ
帰る時間になったら また電話し


あんまり遅くなりすぎ内容に うん 楽しいんでおいで
せっかく夕飯を作って待ていたのに 無駄になっちゃった
あいつは僕にとってたった一人の妹で 世界で一番大切な存在
もちろん 僕はあいつの兄でいられることが誇りだ
ずっと あいつの兄でいたいとは思って
それが ブラザータイプのアンドロイドの存在価値なのだから
だけど そんな気持ちと裏腹に 
最近 僕はあいつに妹以上の感情を抱きはじめているのに気ついた
最初は この感情の意味が分からず抑えられず お前を怖がらせたよね
僕はまさか 人間と同じようにとなることができるなんて思わなかった
もう この気持ちの名前は分かっている 抑える方法も分かっている
だから もう お前を困らせることはしないから 大丈夫だ
いつかお前に 一番大切な人ができる日まで
いつかアンドロイドの僕がエラを起こして お前の元を去る日まで
僕がお前の一番近い存在でありたい
お前に抱いた恋心はそれまでの間 ずっと僕の胸のうちに閉まっておくから
お兄ちゃんとして もうしばらくだけ お前の傍に居させて欲しい
大好きだよ 僕の 大切な 大切な 妹!

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