日语语法(1)-1
日语专业四级语法精粹(01-39)汇总

不管有什么理由,一旦交纳了听课费就不能退。
③今度の実験の困難のいかんにかかわらず全力をあげてやらなければならない。
——请翻译此句——
日语专业四级语法10
いくら~ても
接续与构句:
いくら+[動-ても]/[イ形-くても]
<后续的内容为说话人不能控制的内容居多,否则是说话人的意志。有时是表示劝告的内容。
接续与构句:
いくらも+[動-ない形]+ない
意义和用法:
表示否定,意思是物的数量或者时间量之少,即没有多少,或者所剩无几,或者不值多少钱,译为“没有……”、“无几……”。
例句:
①この骨董品は偽者だからいくらもしない。
这古董是假的,值不了几个钱。
②次のオリンピックまで、あといくらもない。
到下一届奥运会,没有几天了。
②子育てが忙しいあいだ、日本の女性は仕事が続けにくいと思う。
我认为日本女性在忙于培养孩子期间,是很难坚持工作的。
③みんながテレビを見ているあいだ、彼は眠っていた。
——请翻译此句——
~あいだに
接续与构句:
[名-の]/[動-ている形]<后半句多为动作的结果。>+あいだに
意义和用法:
表示时间范围,译为“在……期间”。用于表示在某个时间发生其他的动作。
意义和用法:
表示比况,意思是似乎多少有了变化,译为“多少……”。
例句:
①彼の病気はいくらかよくなったようだ。
他的病好象多少好转了。
②日本語がいくらか分かるようになってきました。
日语多少懂了点。
③寒い日が続いていますが、今日はいくらか暖かいようです。
日语二级语法大全

日语二级文法全集第一部分(1-20)1 体言の|た+あげく(に)最后,结果是~~~ 往往用于不好的结果例:いろいろ考えたあげく、学校をやめることにした(经过多方面考虑最后决定退学)。
長い苦労のあげく、とうとう死んでしまった。
(长期辛劳最后终于死了)2 体言の|用言連体形+あまり因过于~~~ 往往用于造成不好的结果例:嬉しさのあまり、彼は泣いた(他因过于高兴而流下了眼泪)。
3 である|用言連体形+以上(は)既然~~~就~~~例:約束した以上はまもらなければならない(既然约好了就得守约)学生である以上、よく勉強すべきだ(既然是学生就应该好好学习)。
4 ~~~一方(では)~~~一方面~~~另一方面~~~例:情熱も大切である一方、冷静(れいせい)な判断(はんだん)も必要です(热情很重要,另一方面冷静的判断也很需要)。
5 用言連体形+一方だ一直~~~,越来越~~例:人口は増える一方だ(人口一直在增加)。
これからは寒くなる一方だ(今后将会越来越冷了)。
6 体言の|用言連体形+うえに而且,又例:道に迷った上に雨に降られた(他迷了路,而且又被雨淋了)。
彼女は美人で、そのうえやさしい(他即漂亮又温柔)。
7 体言の+うえで(は)在~~~方面例:健康の上では別に問題はない(在健康方面没有什么问题)。
8 体言の|たうえで~~~之后例:詳しいことはお目にかかった上で、またご相談いたしましょう(详细情况等见了面再商量吧)。
9 たうえは既然~~~就~~~例:こうなったうえはしかたがない(事情既然到了这种地步就没有办法了)。
10 うちに趁~~~ (趁着现在的状态未变~~~)テレビを見ているうちに(在看电视的时候,看啊看啊)/明るいうちに(性格开朗而且)/暗くならないうちに(趁着,在还没变暗当中之前)例:熱いうちに、召し上がってください(请趁热吃)。
11 動詞未然形+う|ようではないか(じゃないか)让我们一起~~~吧(向大家发出呼吁号召)例:もう一度よく考えてみようではありませんか(让我们一起再好好考虑一下吧)。
日语N2语法总结

~ことだから ~ことなく ~ことに/~ことには ~ことになっている/~こととなっている ~ことにしている ~ことはない ~際/~際に/~際は ~最中に/~最中だ ~ざるを得ない ~しかない ~次第(しだい) ~次第だ/~次第で/~次第では ~上/~上の~上は/~上も ~ずにはいられない ~せいだ/~せいで/~せいか ~だけ ~だけあって/~だけのことはある
不得不…,只好…,表 1段V(去る)/5段V词尾变あ段/サ变V 重い荷物を持ち運ぶとなると、欲しい本も次 一旦要搬重的行李时,喜欢的书也只能 示非本意 是する变せ の機会にと諦めざるを得ない。 放在下次,这次只好放弃。 只有…(做)才行,只 能… 一…立即…,一…… 全凭…而定,由…而 决定 在…方面,在…上 不能不…,无法… (ず是否定) 动词する 动词ます形 N/动词する N Vない形 試験に合格するにはがんばるしかない。 只有努力才能考试合格。
乘(不)…干…,在 连体形 …间同时发生 (让我们一起)干… V意志形(用否定疑问表示意志的肯 吧 定) (不)能够…, (不)可能… 动词ます形
市民の皆さんの協力をなくして、ゴミの問題 失去了市民的协力,垃圾问题就不能得 の解決はあり得ない。 到解决。 先生のご指導のおかげで、大学院の試験に合 幸亏有老师您的指导,研究生院的考试 格した、ありがとうございます。 最终合格了,非常感谢。 この建物は崩れる恐れがあるので、近づかな 因为这个建筑物有倒塌的可能,请不要 いでください。 靠近。 警察は力の限りを尽くし捜査したが、犯人を 虽然警察就力量而言已尽力搜查了,但 捕まえることはできなかった。 犯人还是不能抓到。 やりかけの仕事があるので、まだ帰れない。 何の罪もない幼児を殺すことは許しがたい。 先日病気がちのおばを見舞いに行った。 因为有还没做完的事情,所以还不能回 去。 杀死什么罪也没有的幼儿,使难以允许 的。 前些日子去探望了常常生病的伯母。
日语基本语法1

基本语法11.が接续:名词词干+が意义:表示①拥有(ある)、愿望(たい)、欲求(ほしい)、嗜好(すき)、能力(分かる、見える)的对象语。
②主从句中的小主语。
2.も接续:数量词+も意义:表示数量上超过预想。
带有惊讶、感叹等语气。
“竟然……”、“多达……”。
3.でも接续:(1)疑问词「だれ・なん・どんな」+名词+でも~(肯定)疑问词「だれ・なに・どんな」+名词+も~(否定)疑问词「いつ」+でも~(肯定/否定)其他疑问词+「も」~(肯定/否定)意义:后项为肯定句时表示全面肯定,为否定句时表示全面否定。
(2)名词「で形」・な形容词「で形」+も/い形容词「て形」・动词「て形」+も意义:表示逆接的条件。
用于举出一例,暗示其他事物或情况不在话下,情况都一样。
常和副词「いくら・どんなに」搭配使用以加强语气。
“即使……也……”、“即使再……也……”。
(3)名词词干+でも格助词(二・と・で・へ)+でも意义:表示随意列举。
不一定是指「でも」前面那个名词所代表的事情,暗示“什么都行”、“……什么的”。
4.ばかり接续:(1)名词词干+ばかり动词「て形」+ばかりいる意义:接在名词后面时表示净是些不理想的东西;接在动词「て形」后面时表示“一味地做某事”。
语气消极。
“净是些……”、“老是……”、“一味地……”。
(2)动词「た形」+ばかり意义:表示某动作、行为刚完成。
可以用于眼前刚做完的事情,也可以用于不久前或者过去某一时期刚完成的事情。
“刚……”、“刚刚……”。
注:「动词た形」只能用于眼前刚做完的事情。
5.疑问词+~か接续:疑问词+句子的普通体+か意义:表示疑问。
6.~さ接续:い形容词・な形容词词干+さ意义:形容词的名词构成法。
表示程度。
7.名词+らしい接续:名词词干+らしい/名词词干+らしくない意义:表示具备不具备该事物所应有的某种性质、特征等。
8.~がる接续:动词「ます形」+たがる/い形容词・な形容词词干+がる意义:表示第三人称的愿望、欲望等。
日语语法电子版(超全)

粗枝大叶;粗略 压着切,切断;不顾
おしよせる 押し寄せる 云集,涌来;挪开 おそくとも 遅くとも 最晚
おそれ 恐れ おそれいる 恐れいる おだてる
おちこむ 落ち込む おてあげ お手上げ おどおど おどす おのずから
捧;煽动
束手无策,认输 颤抖 威胁 自然而然地
4課 5課
おびえる
害怕
おびただし
おびやかす おびやかす
かきまわす
かくさ
格差
かけ
賭け
かさばる
かさむ
かじょうがき 箇条書き
かすか
かすむ
かする
かそ
過疎
~がたい ~難い
かたこと 片言
かためる 固める
かたわら 傍ら
容颜,长相;表情
增大,增多 增大,增多 项目 微弱,隐约
掠过,擦过;抽头 过疏,过于稀少
かっき
画期
がっくり
がっしり
がっち
合致
がっちり
かつて
かなう
かなわない
一揽子,汇总 一口气
いっきょに いっしん いっそ いっぺん
一挙に 一心
一変
索性
1課 2課 3課
いと
意図
いびき
いまさら
いまだ
いやいや
いやに
いんき
陰気
うけとめる 受け止める
うちあける 打ち明ける
うちきる 打ち切る
うちこむ 打ち込む
うちわけ 内訳
うっとうしい
うつむく
うつろ
うつわ
器
うでまえ 腕前
うぬぼれ
事到如今;现在重新… 还,仍就 决不是…;勉强 太…,非常…
あんじ
暗示
あんじる 案じる
日语一级语法总结

日语一级语法总结1.动词的基本形式日语动词有五个不同的基本形式,包括肯定形(原形)、否定形(去掉词尾的“い”加“ない”)、过去形(去掉词尾“る”加“た”)、过去否定形(去掉词尾“る”加“なかった”)和て形(原形去掉词尾“る”加“て”)。
了解这些形式,可以在不同的情况下正确地使用动词。
2.名词的用法名词在日语中有广义的用法,可以表示人、物、抽象概念等。
名词可以用来作主语、宾语、定语等,根据不同的语境灵活运用。
3.形容词的用法形容词在日语中使用简单,可以用来形容名词,修饰宾语等。
形容词的用法在句子中通常位于被修饰的名词之前。
4.助词的用法助词在日语中非常重要,它们可以帮助我们理解句子的主谓关系、宾语关系等。
常用的助词包括“は”、“が”、“を”等。
5.时态、语气和声调在日语中,通过加上特定的词尾、助词等可以表示不同的时态、语气和声调。
例如,“ます”词尾表示礼貌的语气,“たい”词尾表示主观的意愿。
6.日语的被动形式和使役形式日语中有被动形式和使役形式的构造,可以表达被动动作和由他人引起的动作。
被动形式的构造为动词原形加上“られる”,使役形式的构造为动词原形加上“させる”。
7.间接引语和直接引语在日语中,可以通过不同的句型来表达间接引语和直接引语。
间接引语一般使用“と言う”、“と思う”、“ということ”等表示。
直接引语则是将别人的话原样引用。
8.比较级和最高级日语中的比较级和最高级表示方式相对简单,一般用“より”来表示比较级,用“一番”来表示最高级。
9.并列关系和转折关系日语中可以使用“そして”、“だが”等连接词来表达并列关系和转折关系。
这些连接词帮助我们将句子连接起来,形成连贯的段落。
10.从句从句在日语中用于表达复杂的句子结构,包括名词性从句、形容词从句和副词从句等。
这些从句的引导词可以帮助我们理解句子的结构。
以上是对日语一级语法的总结,希望对你的学习有所帮助。
日语一级语法的掌握需要通过反复的练习和实践来加深理解,建议多做练习题和阅读练习,提高自己的语言运用能力。
日语N1语法总结

12
が早いか
动词连体形
一„立即„
铃一响,她就马上去拿听筒.
13
からある/からする/からの
体言
在„以上
ここから東京までは、100キロからある
从这儿到东京,有一百多公里.
14
きらいがある
连体形/体言 有点儿„/总爱„/有„样的 彼は人の話を聞かないきらいがある +の 毛病 形容动词词 干 连体形/体言 +の
何回やったところで、勝てないよ。相手は強 すぎるんだから。
即使做多少次,也胜不了,因为对手太 强大了.
句末一般接否定,表示前面的条件有了也不行。
28
だに
动词连体形
只„而已/连„也„
彼のことは、もうすっかり忘れた。夢にだに見 他的事,已全部忘记,就连梦也没梦 ない。 过.
后面接否定的比较多,但也不全是,比如“地震的事,就连 想想都觉得可怕”。
成績は伸びるかどうかは本人の今後の努力 いかんで后面可能有两种结果,但いかんでは后面只是一种 成绩是否能上去要看本人今后的努力 いかんだ。 结果 結果のいかんにかかわらず、必ず報告してく 不管结果如何,必须报告. ださい。
3
体言+の
不管„/不问„
いかんせん无奈いかんともしがない怎么也不好办。
4
动词意志形が/动词意志形と
想要..但不能„/即使想„ 因为工作还没有做完,即使想回也不 仕事が終わらないから、帰ろうにも帰れない 也不能„ 能回. 形容,形容动 连体形 こんなに盛大な結婚式を挙げることができて 能否举行如此盛大的结婚仪式,羡慕 、羨ましい限りです。 极了. 彼はスピーチを始めたが最後、長々と話が 続いて終わらない。 他一旦开始演讲,就长长的话持续说 个没完. 前后两个动作的时间带是一样的,但ついでに前后两个时间 带是不一样的。
标准日本语 1—12课语法总结

标准日本语 1—12课语法总结1,名词句判断句…は(读wa)…です…是…例:わたしは一年生です。
我是一年级学生。
否定式…は…ではありません…不是…例:これはわたしの本ではありません。
这不是我的书。
过去肯定式…は…でした…(过去)是…例:王さんは先生でした。
老王以前是老师。
过去否定式…は…ではありませんでした…(过去)不是…例:きのうは日曜日ではありませんでした。
昨天不是星期天。
疑问句+ か…吗(呢)?例:あしたは休みですか。
明天不是休息日吗?回答→はい、そうです。
是的是休息日→いいえ、ちがいます。
不是的不是休息日2,动词句判断句~は(が)~ます。
过去式~は(が)~ました。
否定式~は(が)~ません。
过去否定式~は(が)~ませんでした。
あした休みます。
明天休息きのう休みました。
昨天休息过了あした休みません。
明天不休息きのう休みませんでした。
昨天没有休息Ps连体形的变形方法(1) 五段:将词尾う段变成相应的え段,然后加ます。
(2)一段:去词尾る + ます。
(3)する:します。
(4)来る:来ます形容词与形容动词形容词肯定句~は(形です。
过去式~は(形語幹)かったです。
否定式~は(形語幹)くないです。
过去否定式~は(形語幹)くなかったです。
今日は暑いですね。
今天真热啊この本はおもしろくないです。
这本书一点都不有趣昨日の天気はよかったです。
よくなかったです。
昨天的天气真好,一点都不好形容动词肯定句~は(形動)です。
过去式~は(形動)でした。
否定式~は(形動)ではありません。
过去否定式~は(形動)ではありませんでした。
木村さんは親切です。
木村先生很亲切田中さんはあまり元気ではありません。
田中先生没什么精神的样子昨日は暇でした。
暇ではありませんでした。
昨天休息昨天没休息表存在[あります] 无生命います有生命存在句句型…に(は)…があります(或います)/在…有……には…はありません(或いません)/在…没有…(は用于加强否定语气)に前面地点が前面物体例:庭にきれいな花や木があります。
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は、が
★「は」の基本的性質(1)(主題を表す)(topic) 主題→文で述べたいことの対象を限定したものです。 (1)彼はカメラを持っている。(「彼」は主語であると同時に主題でもあ ります。) (2)カメラは彼が持っている。(「カメラ」は主題で、「彼」は主語で す。) ★「は」の基本的性質(2)(対比を表す) (3)今度のパーティーに、田中さんは来ますが、山田さんは来ません。 (4)雨は降っていますが、雪は降っていません。 (5)私はミカンは好きです。 (6)田中さんはパリには行かないと思います。
文法の2領域
品詞論・・・・・・词法
品詞(名詞、動 詞、形容詞など)、活 用の種類や活用形など を扱う
構文論・・・・・・句法
句・節・文の構成 に内在する規則性を研 究する(言い換えれば、 文の構成法則;)
導入例---孔子の『論語』
子曰:吾十有五而有志于学,三十而立,四 十而不惑,五十而知天命,六十而耳顺,七 十而从心所欲,不逾矩。 子曰く、吾十有五にして学に志し、三十に して立ち、四十にして惑わず、五十にして 天命を知る。六十にして耳順う、七十にし て心の欲する所に従いて矩を踰えず。
「は」と「が」の使い分けの規則2
*次のような文が適切かどうかを判断してください。 (1)田中さんがパーティーに来ませんでした。 (否定文の場合は通常「は」が使われますが、「が」を使うとその「が」は 総記と解釈されます。) (2)あっ、財布がない。 (3)あっ、鍵がかかっていない。 (否定文の場合は通常「は」が使われますが、あるものや出来事が存在しな いことを「発見」した場合は「が」を使ってもいいです。その「が」は中立 变述に解釈されます。)
導入例
四十不惑→40$払った人は疑問点がなくな るまで質問してもいい。
導入例
五十知天命→50$払った人は翌日のテスト の命題を知ることができる。
導入例
六十耳顺→60$払った人は先生から喜ばし い言葉を聞かせてもらうことができる。
導入例
七十从心所欲→70$払った人は横になって 受講したり、授業に来なかったり、お好き なようにすることができる。
「は」と「が」
ことには「は」、聞き手に分からないことには「が」がつきます。この「聞 き手に分かる」ということを旧情報、「聞き手に分からない」ということを 新情報と言います。この用語を使うと、「は」と「が」の違いは次のように なります。 旧情報には「は」を付け、新情報には「が」を付ける。 この用語を使って、(1)と(2)の違いを考えてみましょう。 (1)の場合、「こちら」に人がいることは聞き手(Aさん)には分かっ ていますから「こちら」は旧情報です。 一方、その人が何という名前であるかは聞き手にとって初めて知ることで すから新情報です。そのため、「こちら」には旧情報であることを表す 「は」が付くのです。 (1) こちら は 田中さん です。 旧情報 新情報
(
)の中に「は」か「が」を入れてください。
1.酒井:「これ( )どなたのコートですか。」 木村:「田中さんのです。」 酒井:「木村さんの( )どれですか。」 木村:「あの青いコート( )私のです。」 (は、は、が) 2.A:「ドアのそばにいるかたは山口さんですか。」 B:いいえ、あのかた( )小田さんです。」 A:じゃ、どのかた( )山口さんでしょう。」 B:あそこで外国の女性と話しているかた( )山口さんです。」 (は、が、が)
「は」と「が」の使い分けの規則3
〈規則3〉主語が新情報なら「が」、旧情報なら「は」を付ける。
は、が
★「は」と「が」の研究成果が日本語教育で広く使われているのは久野暲 (1973)です。久野は「は」に「主題」と「対比」、「が」に「総記」 と「中立变述」という二つの機能を認め、「は」と「が」の用法を記述しま した。「は」が旧情報を表し、「が」が新情報を表すという説も同書によっ て広まったものです。 久野暲(1973)『日本文法研究』 大修館書店
は、が
★「が」の基本的性質(2)(総記を表す):総記は典型的に疑問語疑問文 に対する答えとして使われ、「Xが」のXはその文で一番言いたいこと(焦 点)であり、文中でそこだけが新情報です。 (1)A:だれが来たのですか。 B:山田さんが来ました。(山田さんです。) (2)A:どの料理がおいしかったですか。 B:ステーキがおいしかったです。(ステーキです。) (3)A:どなたが幹事さんですか。 B:田中さんが幹事です。(田中です。)
新情報 旧情報
このように、「は」と「が」にはふだん気づかない微妙な使い分けがあり ます。そうしたことから、この2つの違いについては多くの研究があります。 また、この2つの使い分けは、日本語を勉強している多くの外国人にとって 最も難しいものの一つでもあります。
(庵功雄他(2003)『やさしい日本語の仕組み』、くろしお出版)
日語語法(1)
★旧情報には「 」を付け、新情報には 「 」を付けるのですか。
文法とは何か
定義:文法は「ことばの決まり」と言い換 えられることがある。(通常の文法研究は、 文章までは及ばず、文を最も大きい単位と して論じる。) 言語を分ける目印。 母語と母語以外の言語を習得する際の違い。
「は」と「が」
まず、(1)は一般的に田中さんを紹介するときに使われます。この場合、田中 さんはそれまでの私とAさんの会話には出てきていません。 一方、田中さんが現れるまでの、私とAさんの会話で田中さんのことが話題に出 ていた場合には(2)が使われます。例えば、次のような場合です。 (3) 私:私の友人に田中さんっていう人がいるんですけど、この人、とても物知りで何 でも知っているんですよ。 A:すごいなあ。一度紹介してくださいよ。
(対比を表す文型は(3)(4)のような「XはAだが、YはBだ」ですが、それ以 外(5)(6)のように文中に二つ以上の「は」がある場合、二つ目以降の「は」は 基本的に対比的に解釈されます。これは文頭の「は」は主題と解釈されるが、主題は 1文に一つに限られるためです。)
は、が
★「が」の基本的性質(1)(中立变述を表す) (1)(あっ)雨が降っている。 (2)A:私の留守の間に何かありましたか。 B:山田さんが来ました。 中立变述を表す文は一般に、(1)のように何かを発見した場合や、 (2)Aのような分かっていることがない疑問文に対する答えとして使われ ます。なお、こうした文は原則として話しはじめの文で使われます。また、 この場合の「が」は「は」に変えられません。これは、こうした文が「全体 が新情報の文」であるためです。 (1)(2)のような中立变述を表す文を現象文と言います。 現象文の述 語は通常、動詞ですが、形容詞であることもあります。 (3)(高原でバスを降りた直後に)うーん、空気がうまい。
(規則1は従属節や名詞修飾節に関するものです。一般にこれらの中では「は」では なく、「が」が使われます。これは、「は」は主題を表し、主題は文レベルのもので、 従属節や名詞修飾節は文の一要素に過ぎないためです。)
「は」と「が」の使い分けの規則2
〈規則2〉述語が動詞以外(形容詞・名詞+だ)のとき は通常「は」を使う。 動詞の場合でも次のときは通常「は」を使う。 ①主語が「私」「あなた」(一、二人称)である場合 ②恒常的な出来事を表す場合 ③否定文である場合 (1)山田さんは英語の先生です。 (2)この荷物は重い。 (3)私は映画館へ行った。 (4)彼は毎朝公園を走っている。 (5)雨は降っていない。
(しばらくして偶然田中さんが通りかかる)
私:Aさん、ご紹介します。こちらが田中さんです。・・・・・・(2) (?こちらは田中さんです。)・・・・(1) では、二つの場面でなぜ「は」と「が」が使い分けられるのでしょうか。 「は」と「が」の使い分けにはいくつかの規則がありますが、その中に、「聞き 手」に分かることか、分からないことか」という基準があります。聞き手に分かる
取り立て助詞:格助詞と複合するか、もしくは置き換わることによって 話し手の気持ちを表現する助詞(は、も、だけ、しか、ばかりなど)
「は」と「が」の使い分けの規則1
★「は」と「が」は、主題と主語と異なる機能を表す助詞ですが、実際には 主語と主題が一致することが多いため、その使い分けが学習者にとっては困 難であることが多いです。 〈規則1〉従属節・名詞修飾節の中では「が」を使う。ただし(例外)、 対比・並列的な意味を表す従属節では「は」を使う。 (1)彼が来たので、パーティーはおもしろかった。(従属節) (2)私が生協で買った靴下はこれです。(名詞修飾節) (3)田中さんは英語が得意だが、山田さんはドイツ語が得意だ。(対比) (4)この会社は給料も安いし、それに休みも尐ない。(並列)
「は」と「が」
これに対して、(2)の場合は、それまでの話の中に「田中さん」のこと が出ていたので、「田中さん」という名前は聞き手にとってすでに分かって いること(旧情報)です。一方、話の中に出てきた「田中さん」が目の前に いる人(「こちら」)と同じ人であるということは、聞き手にとっては、私 の紹介によって初めて分かること、つまり、新情報です。そのため、「こち ら」には新情報であることを表す「が」が付くのです。 (2) こちら が 田中さん です。