日本概况第7回-日本的【道】

日本概況 第７回
日本の「道（どう）」
＊「道（どう）」は何でしょうか。
道理、道義、道徳 神仏の教え、神道など 道教の道、教え 専門の学問、技芸：茶道など
日本の「道」
一、芸術、文化における「道」
〔一〕、華道（花道：かどう）：生け花（いけば な） １、歴史及び成立：華道は、仏教の伝来と発展
に伴い、仏前に花を手向ける供花に由来す ると言われる。室町時代中期、京都六角堂 （ろっかくどう）の僧侶により確立された。 代々池のほとりに住まいしていたことから 「池坊（いけのぼう）」と呼ばれ、それが のちに流派の名前となる。
〔三〕弓道 きゅうどう
弓道は、和弓（わきゅう）を用いて矢 （や）を射て、的（まと）に中（あ）てる 一連の所作を通して心身の鍛錬をする日本 の武道。古くから弓術として戦術、武芸と して発展し、現在ではスポーツ、健康体育 の面も持ち合わせている。 使用武器和弓・矢 発生国 日本 発生年1920年（大正8年） 創始者大日本武徳会・日本弓道連盟 源流弓術
日本人は、美を愛し菊作りに秘術を尽くす 一方では、力を崇拝し武士に最高の栄誉を 与える。菊と刀は一枚の絵の二つの部分で ある 。
武士に関する映画
たそがれ清兵衛 山田洋次監督 侍（さむらい）ーーＴｈｅ Ｌａｓｔ ａｍｕｒａｉ渡辺謙＆汤姆 ・克鲁斯 「武士の一分」木村拓哉 出演 山田洋次 監督 Ｓ
３、流派：三千家のほかにいっぱいあるが、 おもに千利休の弟子から作られるもの。藪 内流、遠州流、織部流など。 ４、茶道の目的：「人をもてなす際に現れる 心の美しさ」が強調される。利休流茶道の 根本は「和敬清寂（わけいせいじゃく）」 である。和敬は茶会での亭主と客相互の心 得。静寂は茶室、茶庭の清らかで閑寂な雰 囲気。
〔四〕空手道 からてどう
日本の他の武道と同じように「道」の字を つけ、「唐手術」から「空手道」に改めら れた 。 中国の唐時代に始まった中国拳法が沖縄に 伝わり、「唐手」として発達した。 大正時代にまず沖縄県から他の道府県に伝 えられ、さらに第二次大戦後は世界各地に 広まった。現在では世界中で有効な武道、 格闘技、スポーツとして親しまれている。
〔二〕、茶道 さどう
１、茶道とは、元来は「茶湯」（ちゃとう） 「茶の湯」といった。江戸初期には茶道と 呼ばれるようになった。 ただ、茶をいれて飲むだけでなく、生きて いく目的や考え方、宗教、茶道具や茶室に 置く美術品など、広い分野にまたがる総合 芸術とされる。 ２、茶道を大成したのは千利休（せんのり きゅう）である。1591年秀吉の命により 切腹した後、茶道は子孫に受け継がれ、表 千家（おもてせんけ）、裏千家、武者小路 千家の三千家を生んだ。
２、基礎：日本神話 資料：古事記 - 日本書 紀 - 風土記 - 古語拾遺
＊皇室と神道
現在では政教分離の性質上、皇室と神道が あからさまに結びつくことはあまり無いが、 歴史的事実として皇室と神道は密接なかか わりを持つ。 多くの日本国民が仏教と神道の習慣と信仰 を両立させているのに対し、明治以降の皇 室は神道色がかなり強い。また、神道の信 仰の対象として天皇（その祖先神を含む） の存在がある場合が多い。 「わが国は神の国」？ーー小泉元首相 靖国神社問題？
菊と刀 ルース・ベネデクト
日本研究の名著、アメリカの女性人類学者 ルース・ベネデクトの主著の一つ。
原著は１９４６年に刊行され、４８年（昭和２３ 年）に日本語訳が出版された。日本人の恩や義理 ・人情の問題、恥の意識などを分析し、西洋の 「罪の文化」とは対照的に、日本の文化を「恥の 文化」として大胆に類型化した点は、戦後の日本 人に大きな衝撃を与えた 。
〔五〕合気道 あいきどう
合気道は和合（わごう）の武道と言われ無 理の無い動きのなかで、相手と一体化する ことを理想とし、日本に伝わる本来の体術 の伝統を残し、相手を傷つけないで身を守 る護身術の一つである。 歴史は浅く、大正年間に成立する。
三、精神、信仰における「道」
〔一〕神道 しんとう
１、神道（しんとう・かんながらのみち）と は、日本の民俗的な信仰体系であり、日本 固有の多神教の宗教であるが、祖霊崇拝性 が強いため、古いものほど尊ばれる。 ２、気象、地理地形に始まりあらゆる事象に 「神」の存在を認める。いわゆる「八百万 の神（やおよろずのかみ）」である。
Байду номын сангаас
鎌倉時代から発達し、江戸時代に儒教 思想に裏付けられて大成、封建支配体 制の観念の支柱をなした。平和な江戸 時代に官僚的に幕府制度を維持する ことが目的である。 忠誠、犠牲、礼儀、潔白、倹約、尚武、 名誉などを重んじる。 日本刀：武士、武士道の象徴である。刀 を帯びることは武士の特権である。 関連：「菊と刀」
空海筆「風信帖」
二、スポーツにおける「道」
〔一〕柔道：｛柔よく剛を制す} 柔道知識：
使用武器：なし 発生国 ： 日本 発生年：1882年 創始者：嘉納治五郎 源流：柔術 主要技術：投げ技、固め技、当て身技 オリンピック競技有り：（1964年、1972年 -）
〔二〕剣道
剣道（けんどう）とは日本古来の武術であ る剣術の竹刀（ちくとう）稽古である撃剣 （げきけん）を競技化した武道で、剣の理 法の修練による人間形成を目的とする道ま たは修行（しゅぎょう）である。 発生国：日本 発生年：大正8年（1920年）？ 源流：剣術
２、時代に応じて、生け花は上流階級ー武家階 級ー庶民に愛されるようになった。様々な生け 花様式も生まれ、今まで、主に、立花（りっか、 たてばな）、生花（しょうか、せいか）、投げ入 れ花、盛花（もりばな）がある。天地人（てんち じん）の3本の枝を基本の役枝（やくえだ）とす る。 ４、流派：江戸時代以降、池坊（いけのぼう） から枝分かれして多くの流派が誕生した。 その数は日本いけばな芸術協会に登録され ているだけで392流派ある。ほかのは2000 もあると言われる。小原（おはら）流、草 月（そうげつ）流、未生（みしょう）流な ど。
厳島（いつくしま）神社 （宮島）
〔二〕武士道 ぶしどう
新渡戸稲造（にとべ いなぞう） （1862－1933） ） 1900年 日本精神を世界に紹介するた
めに、 『武士道(Bushido)』 という本を、 英語で書きました。 「武士道はその表徴たる桜花と同じく、日本 の土地に固有の花である」という書き出し で始まるこの本を通して、 当時、未開の 野蛮国と見られていた日本にも、 武士道 という優れた精神があることを、世界の 人々に紹介したのです。
４、日本では昭和時代からの大規模な書道展 の開催により、書道が近代芸術としての地 位を確立した。 ５、日本の義務教育では、国語科の書写 （しょしゃ）として小学3年生以上の授業 では毛筆（もうひつ）により指導されるこ とが定められている。高等学校では芸術科 に音楽・美術などと並び、書道が選択科目 として配置されている。
＊華道と同じように茶道も家元（いえもと） 制度である。
茶筅（ちゃせ ん）
〔三〕書道（しょどう）
１、日本の書道は中国の王義之が祖と言 われ、中国の書道は日本に入ったのは 奈良時代である。 ２、平安時代前期には、空海（くうかい）、 嵯峨（さが）天皇、橘逸勢（たちばなのは やなり）の3人が三筆（さんぴつ）と言わ れ、中国風の書風を代表した。 ３、中期に、小野道風、藤原佐理、藤原行 成が和風書道を創造し、三蹟（さんせき） と言われる。