2_1分译与合译

译文：我虽然已经上了大学，但
是既已违背父命、逃出家门，究 竟如何筹措学费，仍然没有着落。 当然，母亲也背着父亲寄来几个 钱，但究竟是指望不得的。的确， 老母亲每月或隔月一次，偷偷在 信里夹上五元一张的票子寄来。 但是，一旦被父亲察觉，母亲将 受到怎样的责难啊！我就是一直 饱受父亲的折磨，最后才逃出家 门的。因此，我知道后果是不堪 设想的。退一步说，即使不被父 亲察觉，我很深深知道，母亲哪 里有钱寄给我？
にも、乏しくないという自信がある。が、 彼はそう云う種類の芸術には、昔か ら一種の軽蔑を持っている｡何故かと 云うと、歌にしても､発句にしても､彼 の全部をその中に注ぎ込む為には、 余に形式が小さすぎる。だから如何 に巧みに詠みこなしてあっても、一句 一首の中に表現されたものは、抒情 なり､叙景なり、僅かに彼の作品の何 行かを充すだけの資格しかない｡そう いう芸術は、彼にとって、第二流の芸 術である。 译文一 ：他并不认为自己不会做和 歌俳句。当然，他自信对这方面还 是懂得不少的。
比较
对比这两个译文，可以加深对合译的理解。原文共由6个
句子组成，其中第四、第五位复句。译文一不增不减也译 为6句，译文二却合并成一句。问题的关键在于句子结构 安排问题。在译文一里，第一、二、三句的主语都是“他” （彼），第四、五、六句的主语则各不相同。第四句为 “篇幅”（形式），第五句为“一首和歌或俳句”（一句 一首の中に表現されたもの），第六句为“艺术”(芸術)。 译文二的译者却设法让“他”（彼）统率6个句子，组成 多重复句。译者的高明之处就在于把原文第四、五、六句 用“以为”两字串起来，变成“他”的思维内容。这个思 维内容本身不再是3个独立的单句，而是一个表示因果关系 的复合句。换言之，即译文二把本来独立的3个句子通过其 内在的逻辑关系使他们重新组合起来。全句的层次关系如 译文二中所示。
のあるとしの九月のことであった。 あまり天気のいい日だったので、 ゆうこく、といっても三時少し過ぎ たころからふとおもいたってそこら を歩いてきたくなった。遠はしりを するには時間がおそいし近いとこ ろはたいがい知ってしまったしど こぞ二三時間で行ってこられる恰 好な散策地でわれもひともちょっ と考え付かないような忘れられた 場所はないものかとしあんしたす えにいつからかいちど水無瀬の 宮へ言ってみようと思いながらつ いおりがなくてすごしていたことに 心づいた。
但是他一向看不起这一类的艺术。 因为不论和歌还是俳句，篇幅都太 小了，不足以容纳他的全部构思。 抒情也好，叙景也好，一首和歌或 俳句不论做得多么出色，`把他的思
想内容天在他的作品里也仅仅是寥 寥数行而已。对他来说，这样的艺 术是二流的。 译文二 ：他不认为自己不能写短歌 和发句，自信对此道也不乏了 解，｜可是他对这艺术形式一向轻 视，以为把全部精力费在这种写作 上，未免大材小用，不管一句一行 表现得多么出色，抒情也罢，写景 也罢，只够充当他小说中的几行， 终究是第二流的艺术。
例４
父母は姫君を寵愛した。し 译文：父母非常宠爱公主，
かしやはり昔風に、進んで は誰にもめあわせなかった。 誰か言い寄る人があればと、 心待ちに待つばかりだった。
但又拘泥于旧俗，不主动 替她找个合适的女婿，只 是满心焦急，巴望人家来 求婚。
例５
男は乳母の言葉通りやさし 译文：那男子正如乳母所
二、长句、短句与分译
所谓分译，就是从原文中找出或化解出两对或两对以上的主谓结构，



使它们分别独立成为新的句子。 1、原文是联合复句或偏正复句时，易于分译，因为原文里已含有两对 或两对以上的主谓结构。如例8、例12。 2、如果原文中有主谓结构充当句子成份，即含有汉语所说的句子形式 时，也比较容易分译，因为有时可以让主谓结构从原文中独立出来， 成为新句子。如例8、例9，例11。 3、原文虽不是复句，也不含有句子形式，但是却隐含着逻辑主谓关系 时，有时可以把它化解成显现的主谓结构，让它独立成句。这种情况 较多地出现在以动宾结构或动词、形容词、形容动词充当定语的时候， 因为这是被修饰的中心词往往是它们的逻辑主语，易于化解成新句子 的主谓语。如例11的①。 4、有时名词充当定语时，修饰语与被修饰语之间也存在着逻辑主谓关 系，可以把它们化解出来。如例10、例11。
译文:郑生和我，是儿时的竹马
之交。如今我们都已年近四十， 性喜饮酒，懒散无为。可从前， 却都是乡里的秀才。郑生好作诗 文，自幼善画，立志日后要像米 元章，成为一代大家。我则打算 应举中进士，入庠金陵国子监。 三年一科，我却连连名落孙山。 到后来才明白个中道理，不去使 费打点，断无高中之望。从此， 虽谈不上什么慷慨之志，济世之 心，却也不免愤世嫉俗起来。看 看周围那些白发苍苍的老贡生， 不觉心灰意懒，常常怠学。
得从心底里感到一阵悲哀 和愤怒。如今日本国内的 日语教学简直太糟糕了。
例11
①抱きあって再会を喜んで 译文：外国人喜欢用拥抱
いる外国人の姿には、きわ めて自然な人間の感情が 現されている。しかし、②感 情を外にあらわに出さずに、 静かに心の中に包んで行動 することを美しいと見てきた 日本の伝統の世界では、西 欧のあいさつの仕方は、 「映画のようだねえ」とおば あさんに眺められてしまうの である。
来表示重逢的喜悦。他们 的的这种举止是人类感情 的自然流露。但是，日本 是个传统的社会。人们感 情不外露，喜欢悄悄的藏 在心底。他们认为这样去 为人处事是一种美。所以， 西方人的问候方式，在老 太太眼里，“就像电影一 样了”。 本句含有两个动宾词组作 定语。
例12
まだおかもとに住んでいたじぶん 译文：那还是我住在冈本那些岁
例６
一たい物事について他人に述べ
るような意見を持っているために は自分自身しっかりした理想を抱 懐している人か、でなければごく 浅薄なものの見方で満足して結 論する人か、この二通りだけであ るが、清吉はもう今は何にも理想 らしいものは持てなくなってしまっ ているくせに、それだのに物事を そう上の面だけ見てはっきりした 意見を押し立てるほどの浅薄でも なかった——少しなくとも男女関 係のことについてはことにそうで あった。 译文1：人无非有两种：一种人 内心充实，理想坚定，遇事能发 表自己的见解；
本句拥有一个长长的定语
了从墙后传来的求救声音。 这个声音发自一位要救的 话还救得出的矿工。这个 声音，你只要听到一次就 会深深地嵌进你的心窝， 叫你再也忘不了
話しているうちに、私は腹の 译文：说着说着，我不由
底から、今の日本における 日本語教育の貧しさに悲し みと怒りがこみ上げてきた。
月中一个九月里的故事。有一天， 天气晴朗，黄昏时分，其实也就 刚过三点，我突然起兴想去附近 走一圈。远游，时间已晚，近处 我又比较熟悉，于是，我搜索枯 肠想找一处自己和常人一时想不 到、两三个小时便能来回的地方 散散步。最后，我突然想起自己 一直想去可至今没有机会光顾的 水无濑宫。 本句内含两个复句。
另一种人，对事物的看法极其浅
薄，然而却自以为是，爱下结论。 如今，清吉身上已不复存在所谓 理想了，然而他也没有浅薄到凡 事只浮光掠影，就固执己见的程 度。至少在男女关系方面，他更 是如此。 译文2：一般说来，遇事便能对 别人发表自己见解的人，无非就 是以下两种：要么自己抱有坚定 的理想；要么对事物的看法极其 浅薄，自以为是，爱下结论。虽 然如今清吉身上已不复存在所谓 理想了，但他也没有浅薄到凡事 只浮光掠影，就固执己见的程 度。——至少在男女关系方面， 他更是如此。
例２
鄭と私は竹馬の友であった。今で
こそ我々は四十に手が届く酒好 きの怠け者ではあるが、昔はこれ でも二人共郷党の秀才であった のだ。鄭は詩文をよくし小さい時 から画に興味を持ってゐて、何れ 米元章のやうな大家になるつもり であり、私は私で進士の試験を受 けるつもりで南京の国士監に学 んだ。しかし三年に一回の試験に 二三度続けて失敗し、賄賂を使 はなければ登用されっこない内幕 を知り始めると、別に時世を慷慨 するといふほどでないにしても、 一寸世を拗ねた気になって、今更 のやうに周囲の白髪の老受験生 なども目につき始め、勉強も怠け 勝ちになった。
例７
彼の家庭には犬がいる。猫 译文：他的家中有狗，也
がいる。一たん愛するとなる と、程度を忘れて溺愛せず にはいられない彼の性質が、 やがて彼等の家庭の習慣 になって、彼も彼の妻も人 に物言うように、犬と猫とに 言いかけるのが常であった ……。
有猫。他有时心里喜欢起 来，会忘乎所以地表现出 极度的溺爱来。他的这种 举止不久便成了他家庭中 的一种习惯——他和他的 妻子常常会像对人说话似 地去同狗和猫讲话……
例14
メロスは激怒した。かの邪 译文：梅格斯愤怒了，他
い心の持ち主だった。顔か たちもさすがにみやびてい た。その上姫君の美しさに、 何もかも忘れている事は、 殆ど誰の目にも明らかだっ た。姫君も勿論この男に、 悪い心は持たなかった。時 には頼もうと思う事もあった。
说，是个性情温和的人， 容貌也风雅，而且谁都能 看得出来，他对美貌的公 主是十分倾倒的，公主对 他也并不感到讨厌，有时 还觉得终身有了依靠。
一、三个原因
1、作者和译者对句子的理解与把握不同； 2、两种语言在句法上的不同；
3、修辞的需要。
例１
大学にはいったといっても、既に
父にさからって家を出ていた私に は学資の出るあてはなかった。し いていえば、母が父にかくれて 送ってくれる金があるにはあった が、それもあてに出来る金ではな かった。ひと月に一度かふた月に 一度、母は、手紙にしのばせて一 枚の五円紙幣を送ってくれるので あったが、もし、父にみつけられ たとしたら、母が父から受けねば ならぬ折檻がどんなものか、その 父の折檻に苦しめられつづけて 家を出た私にはいやというほどわ かっていたし、よし父に見つけら れぬまでも母にそんな金を私に 送る余裕などないことも私は知っ ていた。