日本语における敬语表现
可能态,被动态,敬语的区别

可能态的话,可能的对象后面接的一般是が(日本語が話せる)被动态的话,动作的实际主体后面接的是に(父に叱られた)而敬语,则和一般句子一样,不过主语是可以尊敬的词语,比如先生・社長など然后就是注意不同类型的动词的变化是不一样的(有些动词有专门的敬语词汇,比如召し上がる・おっしゃる)五段:行く为例可能――>词尾变为え段,加る:行ける被动——>词尾变为あ段,加れる:行かれる敬语——>同被动:行かれる(还有尊敬程度更高的いらっしゃる、おいでになる)一段:起きる为例可能被动敬语,去掉词尾る,加られる:起きられるサ変:する可能――>できる被动――>される敬语――>なさる/されるカ変:くる可能――>こられる被动――>こられる敬语――>こられる(还有尊敬程度更高的いらっしゃる、おいでになる)一、表示可能的方法及可能态日语在表示主语有某种能力,有条件进行某种行为时,有以下几种方式:1,直接用「できる」。
「私は日本语ができます。
」“我会日语。
”「李さんは料理ができます。
」“小李会做菜。
”这里主语用「は」表示,会的内容用「が」表示。
2,用「ことができる」。
「私は日本语を话すことができます。
」「李さんは料理を作ることができます。
」这里「日本语を话す」和「料理を作る」是能做的具体内容,用简体,是「こと」的定语,「话す」和「作る」是连体形。
与上面不同的是具体内容的宾语用「を」,而不用「が」。
用这个方式可以把事情说得更具体一些,如:「日本语を话すことができます。
」“能讲日语。
”「日本语を书くことができません。
」“不能写日语”把这两句合在一起,用对比的形式表示,则为:「日本语は话すことはできますが、书くことはできません。
」“日语能说但不能写。
”这里因为采用了对比方式,所以「日本语」作为主题提出,以「は」表示;「こと」后面的「が」以「は」表示。
3,可能态① 形式为: 五段动词未然形+れる其他动词未然形+られる句型为:----は----が可能态动词。
日语敬语分类汇总2 - 谦让语

謙讓語動詞1.おる(3級)意味:=いる①「もしもし、花子ちゃん、お母さんはいらっしゃいますか」「おりません」②「その時、田中さんはおられましたか。
」「会社におりました。
」③明日私は一日家におりますから、遊びにいらっしゃい。
2.まいる(3級)意味:=行く、来る①「明日誰が北京へ行きますか」「私が参りましょう」②「あなたあは何時に学校にきましたか」「午後2時に学校にまいりました」③「専門家の演説を聞きに参りました」④「ああ、田中さん、電車が参りましたよ。
乗りましょう」説明:例文の④の「参る」は“丁寧語”の意味である。
3.あがる(2級)/伺う(3級)意味:=訪ねる。
訪問する/行く、来る①先生、明日お宅へ上がってもよろしいでしょうか。
(=おたくうかがってもよろしいでしょうか)②帰国前にご挨拶に上がりましたが、ご出張でお会いできませんでした。
(=伺いましたが)③「子供の勉強のことで、近日中お宅にお伺いするつもりですが。
」④留学のことについて一度そちらへご相談にあがろうとおもっているところです。
⑤「私のうちへおいでになりませんか。
」「はい、喜んで伺います。
」説明:誤:昨日、私は学校の研究室に上がった/伺った(=行きました)正:昨日、私は先生の研究室に上がった/伺った(=行きました)4.いただく(3級)/頂戴する/頂戴います(2級)意味:=食べる。
飲む①「何も有馬寸が、どうぞ召し上がってください。
」「はい、いただきます。
」②毎朝ジョギングをしているおかげで何でもおいしくいたたけます。
③「もう少し上がりませんか。
」「いいえ、もう十分に頂戴しました/頂戴いたしました/いただきました」④「お酒はいかがでしょうか。
」「ありがとうございます。
頂戴します。
」5.拝見する/拝見いたす(3級)意味:=見る①先生のお宅の庭を拝見させていただきました。
②「これは最近書いた本なんですが、あなたに差し上げます。
どうぞお読みください。
日语敬语表

表1
表2
词语
动词原形
敬语特殊表达
自谦语特殊表达
去
行く
いらっしゃいます
おいでになります
行かれます
まいります
まいります
来
来る
いらっしゃいます
おいでになります
お越しになります
見えます
来られます
まいります
まいります
在
いる
いらっしゃいます
おいでになります
おります
吃
食べる
召し上がります
拝聴します
承ります
询问
尋ねる
尋問する
お尋ねになります
伺います
访问
訪れる
訪問する
ご訪問になります
伺います
接受
引き受ける
お引受けになります
承ります
给
あげる
差し上げます
得到
もらう
いただきます
给(我)
くれる
くださいます
是
だ
でいらっしゃいます
でございます
有
ある
おありです
でございます
买
買う
お求めになります
お買いします
~てさいあげる
私が説明してさしあげましょう。
もらう
~てもらう
いただく
先生にこの本をいただきました。
お菓子を美味しくいただきました。
頂戴する
先生からこの本を頂戴しました。
~ていただく
先生にこの本を貸していただきました。
お/ご~いただく
先生にそれをご説明いただきました。
お/ご~願う
ご指導願えませんか。
日语尊敬语的使用方法

言う おっしゃる
行く いらっしゃる
いる ある いらっしゃる おいでになる
着る 召す(めす) お召しになる
来る いらっしゃる みえる おいでになる おこしになる
する なさる あそばす
寝る お寝み(やすみ)になる
(“我认真地考虑了昨天总经理所说的事情。”)
“これは設計部の小林さんが提出された報告でしょうか。”
(表示抬高所谈到的人“小林さん”的动作“提出する/提交”)
(“这是设计部的小林先生提交来的报告吗?”)
即使对方或所谈到的人年龄和职位都不比你高,也每每用尊敬语。
尊敬语的用法
日语尊敬语的使用方法
具体说来,日语里的敬语由尊敬语(尊敬語)、自谦语(謙遜語)、郑重语(丁寧語)(美化语)三大部分组成。
所谓尊敬语是抬高对方(谈到的对象)或其动作和所有物(所属)的一种表现。如:
“昨日、社長がおっしゃったことをよく考えてみました。”
(表示提高对方的动作“言う/说”)
食べる 召し上がる
見る 御覧になる お目にとめる お目にとまる
聞く お耳にはいる
命ずる おおせつける
[接头词] お ご おん み おみ
例如: お志 ご出発
[接尾词] 様 さん 殿 君
[代词] あなた そちら
日语敬语

ご寛恕(かんじょ) 宽恕.
○ご寛恕を請う/请求宽恕.
ご足労(そくろう) 劳步,劳驾.
○何度もご足労をかけ,申し訳ございません/屡次叫您劳步很对不起.
ご来臨(らいりん)来临,驾临,光临.
○ご来臨を請う/恭请光临.
ご了承(りょうしょう)知道;晓得
○お集まりのみなさまにご了承を請う/请到会各位谅察.
日语敬语是日语学习中的一大难点,在演讲、信函等一些比较正式的场合中,日本人总喜欢用些非常书面性的敬语,掌握起来很有难度。今天就来学习一下日语中常出现的日语敬语词汇吧!
●用于对方身体、工作等方面的词语
ご清栄(せいえい)平安;健康(书信用语)
○時下ますますご清栄の段/(祝)时下愈益康泰.
ご芳情(ほうじょう)(您的)好意,深情厚意『成』. (=芳志)
○本年も 引き続きご芳情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 .
●请求对方
ご寛容(かんよう)容许;宽容
○ご寛容のほど願います/请予宽恕.
ご容赦(ようしゃ)宽恕;原谅;姑息;留情
○今回だけはご容赦ください/请原谅〔饶恕〕我这一回吧.
ご承諾(しょうだく)同意,答应,承诺,应诺;应允;允许.
○ご承諾を得てからします/得到你的许可以后再做.
ご笑納(しょうのう)笑纳(谦词)
○ご笑納ください/请笑纳.
ご自愛(じあい)保重(身体).
○ご自愛を祈ます/望您保重(身体).
●其他
幸甚(こうじん) 幸甚,十分荣幸.
ご隆昌(りゅうしょう) 兴隆,昌盛,繁荣. (=隆盛)
○貴店ますますご隆昌の段お喜び申し上げます/恭祝贵号日益兴隆.
ご清祥(せいしょう)清吉,时绥,康泰.
日语敬语中的询问表达

日语敬语中的询问表达日语是一种充满了细致和敬意的语言,尤其在表达询问的时候更是如此。
了解和掌握日语敬语中的询问表达方式,对于与日本人正式交流和建立良好关系至关重要。
本文将介绍几种日语敬语中常用的询问表达方式。
一、敬语语气的使用在日语中,使用敬语语气是表达尊敬和礼貌的重要方式之一。
在询问时,我们需要根据对方的身份和关系来选择使用适当的敬语语气。
1. 丁寧体(ていねいたい)丁寧体是敬语表达中最常用的一种方式,适用于正式场合和与上司、长辈、陌生人交流时使用。
例如:「お名前は何ですか」(请问您贵姓?)「申し訳ありません、お時間はいつになりますか」(非常抱歉,可以告诉我您方便的时间吗?)2. 尊敬语(そんけいご)尊敬语是表达更高级尊敬的一种方式,通常用于对长辈、上级或者对方地位更高的人进行询问。
例如:「お名前はいかがお伺いしてよろしいでしょうか」(请问您的大名如何称呼?)「何かお手伝いいたしましょうか」(有什么我可以帮您的吗?)3. 谦虚语(けんきょご)谦虚语是用于自我陈述时表达客气和谦逊的一种方式,通常用于向对方提出请求或寻求帮助。
例如:「もしよろしかったら、お時間の許す範囲でお手伝いいただければ幸いです」(如果方便的话,在您有时间的范围内,能够帮个忙吗?)「お力をお貸しください」(请您帮个忙)二、具体询问的表达方式除了使用适当的敬语语气外,还需要了解一些具体询问的表达方式,以便能够更准确地表达自己的意思。
1. 关于信息的询问在询问对方的信息时,我们需要使用恰当的敬语语气,并掌握一些常用的表达方式。
例如:「ご職業は何ですか」(您的职业是什么?)「ご出身はどちらですか」(您是哪里的?)「ご年齢はいくつですか」(您多大了?)2. 关于时间的询问当我们需要询问对方的时间安排或者方便的时间时,可以使用以下表达方式。
例如:「お時間はいつがよろしいですか」(请问您方便的时间是?)「いつごろお戻りになりますか」(您大约什么时候会回来?)3. 关于意见和建议的询问如果我们需要征求对方的意见或者寻求建议时,可以使用以下表达方式。
日本语の尊敬语

日语敬语的点滴敬语大致分为三种,尊敬語(そんけいご)、謙譲語(けんじょうご)、丁寧語(ていねいご),区别这三种的用法是正确使用敬语的第一步.尊敬語(そんけいご)抬高对方的地位,对其使用尊敬的语言,不但对表示尊敬的人,包括与这个人有关的动作,状态,所有物品等全都使用尊敬的语言表现. 例如:称呼:○○さま、○○さん、○○部長、○○先生、こちらさま动词的敬语:お話しになる(話す)、いらっしゃる(居る,行く,来る)、おっしゃる(言う)、召し上がる(食べる)名词和形容词前加ご或お表示尊敬:ご家族、ご親戚、御社、お荷物、お手お詳しい、ご立派、ご心配、お淋しい、お元気お忙しい謙譲語(けんじょうご)贬低自己的动作,状态,所有物品,来抬高对方的身份,达到表示尊敬的目的.例如:贬低自己自身:わたくしども、小生、贬低自己的动作:お届けする(届ける)、拝見する(読む)、うかがう(聞く,行く,来る)贬低自己的公司,学校和所有物品:弊社、小社、弊校、粗茶、粗品丁寧語(ていねいご)使用比较有礼貌的语言,相对以上两种,这个使用的比较广泛.例如:○○です、○○ます、○○でした、○○ました、○○でしょう、○○ましょう、○○でございます动词的敬语尊敬语和谦让语经常容易混淆,以下是一些常用的动词.另外,お动词ます形+になる和动词的被动形也可以表示尊敬.与其相对应的是お动词ます形+する和お/ご动词ます形+申し上げる是谦让语.例:原形:待つ尊敬语:お待ちになる/待たれる谦让语:お待ちする/お待ち申し上げる其它的敬语和朋友一起时使用的语言用在工作上,有时会显得有点不雅,但掌握敬语实在太难,所以我们可以用一些容易的敬语单词来弥补。
初めて一緒に帰った日その日はなぜか一番静かな帰り道だった第一次一起回家的时候,那天不知何故,回家的路特别安静。
もう増えることのないあなたの記憶をつまんで転がしてため息ついてますいかがお過ごしですか关于你的记忆已不会再增添。
日语能力考试中的敬语

(4)この間、上田教授がお書きになった論文を、雑誌で______________。
1 拝見いたしました 2 お読みになりました
3 お目にかかりました 4 うけたまわりました
(5)A「だれかポスターをかいてくれる人を知りませんか。来月、社内オーケストラのコンサートを開くんです。」
ウ ている→ていらっしゃる、ておいでになる、お/ごます/サ幹です
出掛けていらっしゃいます。食べておいでになる。社長が呼びです。
エ 風邪を引く→ お風邪を召す
気に入る→ お気に召す
服を着る→ お着物を召す
年を取る→ お年を召す
3、 接头词、接尾词、接头接尾并用
お/ご+ます/サ幹 ください。
待ってください→お待ちになってください。お待ちください。
特殊:来てください→おいでください、お越しください。
見てください→ご覧ください。
イ 可能 お/ご+ます/サ幹 +になれる
帰る→お帰りになれますか。
日语能力考试中的敬语 讲解篇)
敬语是J-TEST,BJT,能力考的3级到1级,都会考察的。其实敬语不仅是语法,更是日本的一种文化,通过敬语看懂他们的关系和彼此的感情,是一件很有意思的事情。我们带着这种心情来学习,既能拿分又能享受日语,何乐而不为呢?
首先来测试一下大家的敬语到了哪个级别?
4 ご予約、うけたまわっております
(8)ドアのところに私のかさを___いいですか。
1 置かせてくださっても 2 お置きくださっても
3 置かせていただいても 4 お置きになっても
敬语是指在叙述同一件事情时通过改变叙述方式,对听者或话题人物表示敬意而使用的特有的表达形式。根据与听者或话题人物的关系究竟是上级长辈还是下级晚辈,是关系亲密还是关系疏远来决定是否用敬语或使用何种程度的敬语。对越是上级长辈或越是关系疏远的听者或话题人物的敬语程度越高。
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敬語の練習:問題()の中の言葉を敬語にして書きなさい。
「れる、られる」の形は使いません。
1.学生:先生、今朝の新聞をましたか。
(読む)先生:ええ、読みました。
2.社員A:XY社の社長は何時にますか。
(着く)社員B:11時にます。
(来る)社員A:11時ですね。
分かりました。
社員A:部長、部長もXY社の社長とますか。
(会う)部長:ええ、私もお話したいと思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・社員A:XY社の社長はました。
(帰る)社長は「食事もおいしかった」とました。
(言う)3.学生:先生、その本は重いから、私がます。
(持つ)先生:ああ、ありがとう。
じゃあ、お願いします。
4.(日本語学校のパーティで)学生:先生、何をますか。
(食べる)先生のお好きなものを私がます。
(取る)先生:ありがとう。
じゃ、お寿司を少しお願いします。
学生:先生、夏休みに旅行にますか。
(行く)先生:ええ、田舎に帰ろうと思っています。
キムさんはどうしますか。
学生:わたしはアルバイトがありますので、東京にます。
(いる)でも、来月国から母がます。
(来る)5.(デパートのエレベーターの中で)A:お待たせいたしました。
ます。
(7階)レストラン、スポーツ用品、時計、めがねなどがございます。
レストランをご利用の方はこちらでくださいませ。
(降りる)日本語における敬語表現一般的には敬語を尊敬語・謙譲語・丁寧語の三つに分類する。
日本語学においてはさらに丁重語・美化語を立てた5分類が多く使われている。
文部科学大臣及び文化庁長官の諮問機関である文化審議会も、2007年に、尊敬語・謙譲語Ⅰ・謙譲語Ⅱ(丁重語)・丁寧語・美化語の5分類にするという敬語の指針を答申した。
敬語にはその性質上、話題中の人物を高めるもの(素材敬語)と話し手が対面している聞き手を高めるもの(対者敬語)があるが、5分類は、従来の3分類を元に、両者を区別することで定義されたものである。
また、本来丁寧語の一部である美化語は「敬語」からは外されることが多い。
中学校では、3分類で敬語の学習をしているほか、常体・敬体についても学習している。
尊敬語話題中の動作や状態の主体が話者よりも上位である場合に使われる。
動詞、助動詞(国文法)、形容詞の語形変化を指すが、名詞の語彙を変えることも尊敬語に含む場合がある(例:だれ→どなた)。
普段の会話ではあまり使われず、接遇の際に用いられることが多い。
動詞の語形変化には以下のような方法がある。
1.語彙自体を変える- 例:いる・行く→いらっしゃる。
食べる→召し上がる。
見る→ご覧になる。
する→なさる。
2.お/ご~(i)になる- 例:待つ→お待ちになる。
掛ける→お掛けになる。
3.お/ご~(i)です- 例:待つ→お待ちです。
掛ける→お掛けです。
4.a-れ/られ- 例:待つ→待たれる。
掛ける→掛けられる。
形容詞・形容動詞の語形変化には語の前に「お/ご」を付ける。
▪忙しい→お忙しい。
多忙→ご多忙。
人名には後に「様」「さん」「殿」「陛下」「先生」「先輩」「閣下」「社長」「部長」などをつける。
名詞には前に「お」「ご」「御(おん)」「み」「尊」「貴」「玉」などをつける。
通常大和言葉には「お」を、漢語には「ご」を付けることが多い。
「お」「ご」の2つは美化語としても用いられる。
「み」以降は付けられる名詞が決まっており、造語力が低い。
▪車→お車▪亭主→ご亭主▪心→お心、み心(表記は「御心」で同一)▪父→ご尊父▪会社→貴社▪原稿→玉稿尊敬語はその昔、階級によりその用い方が決められていたものがある。
今日においても皇室典範などや慣習によって、それらの用い方も残っているケースもある。
ただ、日常ではあまり耳慣れない言葉のため、崩御なども単に「死去」や「お亡くなりになる」などと表現することもある。
▪誕生▪ご誕生が一般的だが、古くは皇族の誕生を降誕といった。
▪死亡▪法皇・上皇・天皇・三后の死去- 崩御▪親王・大臣の死去- 薨御▪皇族・三位以上の公卿の死去- 薨去▪五位以上の貴族の死去- 卒去▪それ以下の人物の死去- 逝去謙譲語話題中の動作の客体(間接的である場合もある)が話題中の動作の主体よりも上位である場合に使われる。
そのため謙譲語は話題中に2人以上の人物が登場しなければならない。
動作の主体を謙(へりくだ)す言い方であり、主体=話し手の場合には自分が謙ることになる。
動作の客体となる人物は聞き手でも第三者でもよく、動作の主体は話し手・聞き手・第三者の誰でもよいのであるが、会話の場にいない人物への敬語が使われなくなってきたため、動作の客体が聞き手、動作の主体が話し手である場合が多くなっている。
これを受けて謙譲語の一部は、動作の客体がいない場合でも使え、聞き手に対する敬意を表す丁重語としても使われるようになった。
各種日本語の調査において誤用がもっとも多いとされ、現在ではやや衰退しているといえる。
「やる」の謙譲語の「あげる」のように、謙譲の意味が薄れている語もある。
語形変化には以下のような方法がある。
1.語彙自体を変える- 行く→伺う。
見る→拝見する。
する→致す。
2.お/ご~(i)する- 待つ→お待ちする。
掛ける→お掛けする。
相談する→ご相談する。
3.お/ご~いただく・申し上げる- 買ってもらう→お買いいただく。
辞退する→ご辞退申し上げる。
名詞に関しては規則的に謙譲語を生成することができないが、下記のような例がある。
▪茶→粗茶▪品→粗品▪贈り物→つまらない物▪妻→愚妻(同様に愚息、愚兄、愚弟、愚妹)▪著作→拙著▪理論→拙論▪当社→弊社なお、物を贈る際に「つまらないもの」と称することが日本語独特の表現のように言われることがあるが、英語でも"This is my little gift to you."(小さな贈り物です)のように、自らの贈り物について謙遜する表現は珍しくない。
また、向かう先のある名詞に関しては接頭語「お/ご」を付けた形も謙譲語として用いられる。
▪手紙→お手紙を差し上げる。
辞退→ご辞退を申し上げる。
ご連絡を差し上げる。
これらは同じ語形で尊敬語とも謙譲語ともなるので、注意が必要である。
▪先生へのお手紙。
お客様へのご連絡。
- 謙譲語▪先生からのお手紙。
お客様からのご連絡。
- 尊敬語丁重語“ていちょうご”。
聞き手が、話し手よりも上位であることを表す動詞の語彙をいう。
必ず丁寧語「ます」を伴うことが特徴である。
また話し手は、話題中の動作主であるか動作主と同じグループに属する。
従来、謙譲語として扱われてきたものであるが、謙譲語と違って動作の受け手が存在しなくてもよい。
その多くは謙譲語を兼ねているが、丁重語だけに使われるものに「おる(おります)」がある。
たんに丁寧語「ます」だけを使うよりもより丁寧である印象を相手に与える。
このため自分を上品に見せるための美化語に分類する人もいる。
▪今、自宅にいる→今、自宅にいます→今、自宅におります▪出張で大阪に行った→出張で大阪に行きました→出張で大阪に参りました▪山田と言う→山田と言います→山田と申します丁寧語聞き手が話し手よりも上位である場合に使われる語をいう。
広義として聞き手に対する配慮を表すもろもろの語を含める場合があるが、文法的に語末に使われる現代語の「です」「ます」「ございます」、古語の「はべり」「候ふ」などを指す。
日常会話で単に「敬語」といった場合、この丁寧語を指すことが多い。
聞き手が上位の場合の「です・ます」で終わる文体を敬体、同等や下位にある場合に使われる「だ」や動詞・形容詞の終止形で終わる文体を常体と呼ぶ。
丁寧を表す語形変化は以下の通りであるが、文法カテゴリーに応じて語彙を変える場合があり、文法的には丁寧語というよりも丁寧体として分析される。
1.ます- 見る→見ます(意志)/見た→見ました(過去)/見ない→見ません(否定)/見よう→見ましょう(勧誘)…2.です1.形容詞- 忙しい→忙しいです(現在)/忙しかった→忙しかったです(過去)/忙しくない→忙しくありません(否定)/忙しいだろう→忙しいでしょう(推測)…▪ウ音便を用いて「ございます」に接続させる形(例:忙しゅうございます)が正しい丁寧体とされてきたが、現在は非主流となりつつある。
2.形容動詞- きれいだ→きれいです(現在)/きれいだった→きれいでした(過去)/きれいではない→きれいではありません(否定)/きれいだろう→きれいでしょう(推測)…3.名詞+コピュラ - 学生だ→学生です(現在)/学生だった→学生でした(過去)/学生ではない→学生ではありません/学生だろう→学生でしょう(推測)…美化語美化語とは話者が聞き手に上品な印象を与えるために使う語のことである。
文法的に見て敬語とは言えないが、聞き手に対する配慮を示しているということで敬語に準じるものとされることが多い。
これを丁寧語に分類する人もいる。
名詞に「お」や「ご」を付けたり、語彙を変えたりして作られる。
これには普通に使われるもの、男女に差があるもの、たまに使われるものなどレベルが分けられる。
また丁重語を美化語に入れる人もいる。
美化語の中には女房言葉に由来するものも多い。
▪「お/ご」をつける- 店→お店/茶→お茶/菓子→お菓子/食事→お食事/飲み物→お飲み物/下劣→お下劣/下品→お下品…▪語彙を変える- めし→ごはん/腹→おなか/便所→お手洗い不規則動詞一覧以下は「お~になる」「~れる・られる」「お~する」ではなく、補充形が用いられる動詞である。
行くおいでになる見える・お見えになる(来る)伺う参る参ります来るもらういただく頂戴する拝領するあげるさしあげるくれるくださるするなさるいたすいたします言うおっしゃる申し上げる申すお耳に入れる申します聞くお耳に入る伺ううけたまわる拝聴する読む拝読する見るご覧になる拝見する会うお目にかかる知るご存じだ存じる存じ上げる承知する思う思し召す存じる着るお召しになる食べる召しあがるいただきます飲む寝るお休みになる死ぬお亡くなりになる買うお求めになる借りる拝借する。