天声人语 生きがい原文+翻译
天语人声

原文 1:西日本は荒天の年明けとなった。
冬空にとどろく雷を雪起こしという。
雷鳴にたたき起こされた雪雲が年をまたいで暴れ、山陰は記録的な積雪である。
鳥取県内の国道では渋滞の列に降り積もり、約千台が動けなくなった。
車中で年を越した人も多い译文1:西日本迎来了暴风雨雪的新年.冬季的天空里,轰隆隆地响着雪雷.被雷鸣唤醒的雪云跨过了新年,非常活跃,山的背面是从未有过的积雪.鸟取县的国道上,因为下的积雪而堵塞的车辆队伍,数千台不能移动.在车中渡过新年的人也很多.原文 2:数珠つなぎになった白い車列を元日朝のニュースで見て、わが国の政治を思った。
立ち往生している間に外の景色が一変し、抜き差しならなくなる、まさにその瀬戸際である译文2:在元旦早晨的新闻里看到联成串的白色的车列,想起了我国的政治.陷入僵局之时外面的风景突然改变,变得进退两难,确实是到了紧要关头.原文 3:東京は申し訳ないような青空に恵まれた。
散歩がてら、小沢一郎氏の新年会を塀の外からのぞいてきた。
豪邸の前には撮影用の脚立が20ほど並んだ。
玄関脇でバーベキューらしき煙が上がり、談笑や拍手が漏れてくる译文3:东京被赋予了抱歉似的晴空.散步时顺便从围墙外窥视到小泽一郎先生的新年会.在豪宅的前面,排列着20多个摄影用的梯凳.玄关旁边升起烧烤的烟雾,漏出来谈笑声和拍手声.原文 4:約120人の国会議員が顔を出したという。
前年より3割ほど尐ないが、一兵卒とは思えぬ威勢だ。
去年の会で万歳三唱の音頭を取ったとされる菅直人氏は今年、同じ時間帯に首相公邸で祝宴を催した。
親小沢、脱小沢に分かれての、まとまりのない新春風景だ译文4:听说大约120人的国会议员出席.虽然比前年尐了三成,但不觉得有一个兵士的威风.在去年的新年会上,被领唱高呼三声万岁的菅直人先生,今年在同一时间在首相公馆召开了祝贺宴.分成了新小泽,脱小泽的没有结果的新春风景.原文 5:くすぶる民主党に構わず、野党が政策を研ぎ澄ます風でもない。
天声人语中日对照阅读

中日对照阅读:天声人语·来自日食的警告时间:2009-7-24 14:54:30 来源:本站原创作者:maggie▼平安期の歴史書に皆既日食の記述がある。
〈墨の色のように光なく、鳥の群れが乱れ飛び、多くの星が現れる〉。
都人を驚かせた朝の異変は975年8月10日、太陽は午前7時45分8秒から完全に隠れたと、今の科学が突き止めている。
平安时代的历史书中就有关于日全食的记载,<如同墨色一般暗淡无光,成群的鸟儿惊慌失措地胡乱飞翔,天空中出现了闪烁的繁星>。
当今科学则明确指出,975年8月10日的清晨,出现了一个令京城居民大为惊讶的奇观,太阳从上午7时45分8秒开始完全地隐藏了起来。
▼そんな話題を『完全ガイド皆既日食』(朝日新聞出版)で紹介した武部俊一さんは、皆既の愉悦を「天と地と人の一体感」とする。
「宇宙の中にいる自分をこれほど実感させてくれるものはない」。
在《完整介绍日全食》(朝日新闻出版)一书中介绍了这一话题的武部俊一先生认为,日全食带给人们的愉悦就是“天、地、人的整体感”,“除此之外没有任何一种东西能够使你如此身临其境地感受到存在于宇宙之中的自我”。
▼21世紀で最長、約6分半の皆既食が4日後、南西諸島などで起きる。
日本の陸地から拝めるのは46年ぶり、次は26年先とあって、島々に渡る「観測客」は2万人を超すとみられる。
この週末から天気図が気になろう。
21世纪中最长的一次,大约持续6分半钟的日全食将在4天之后的西南群岛等地出现。
这是46年以来再一次可以从日本本土进行的观赏,下一次将出现在26年之后,估计准备渡海登岛的“观测游客”将要超过2万人。
从本周末开始,天气图恐怕将成为人们关注的中心。
▼99年夏の皆既食をフランスで見た。
「日食渋滞」の中、トイレを我慢して車で皆既帯に滑り込んだ。
草原を貫く道に停車してほどなく、ゴーと音がするように暗くなった。
鳥が飛び立ち、雲間から黒い太陽がのぞく。
天声人语作品翻译

原文第1节:かつてご紹介した詩をふと思い浮かべた。
〈戦死やあわれ/兵隊の死ぬるやあわれ/遠い他国でひょんと死ぬるや/だまってだれもいないところで/ひょんと死ぬるや……〉。
胸を絞るような詩を残して、竹内浩三は終戦の年にフィリピンで戦死した突然想起了曾经谈到过的一首诗。
“独自战死,悲伤之事。
全军覆没,亦无欢娱。
远离家国,默默死去。
杳无生息,无人知晓。
默默死去······”竹内浩三留下这首绞痛心扉的诗后,在停战那年,战死于菲律宾。
原文第3节:そうして多くの遺骨が今も残るフィリピンで、厚労省による遺骨収集のずさんさが明るみに出た。
女性や子どもも含め、日本兵ではないと見られる骨が多数混じっていたという。
関連はともかく、近年墓荒らしが相次いでいたと聞けば、胸のふさぐ遺族は多かろう并且,还有很多的遗骨至今仍留在菲律宾,由此可以看出厚生省的遗骨收集工作是多么的不细致。
据说,也包括女人和孩子在内,有很多并不是日本兵的遗骨混杂其中。
姑且不论这之间有没有什么联系,单是听到近些年连续发生坟墓破坏事件,就会有很多死难者家属悲伤不已吧。
原文第5节:墓から暴かれた骨も泣いていよう。
しっかり鑑定して、こちらも戻すべきは祖国に戻すべきだ。
そもそも海外での遺骨の収集は、他国を戦場にした歴史に根ざす。
戦没者を悼みつつ、そこは胸に畳まねばならない那些被从坟墓里挖出来的骸骨也许也在哭泣吧。
在好好的确认之后,我们也需要把那些应该接回祖国的遗骨安置回来。
原本在海外收集遗骨,就是因为我们有过侵略别国的历史。
我们在悼念战死者的同时,也必须把那可耻的历史铭记于心。
原文第6节:婚約者を沖縄戦で亡くした随筆家、故岡部伊都子さんの一文が浮かぶ。
「骨にも幸、不幸のあることを生きているものの幸、不幸と同じように感じてしまう」と。
この誠実が関係者に欲しい。
想起了因冲绳之战失去未婚夫的随笔作家、故冈部伊都子的一句话。
天声人语(2015年12月)

天声人语(2015年12月)(天声人語)話が通じなかった1年落語の「粗忽(そこつ)長屋」は奇妙な噺(はなし)だ。
十八番(おはこ)にしていた五代目柳家小さんに言わせれば、八五郎は気が短くてそそっかしい。
兄弟分の熊五郎は気が長くてそそっかしい。
この2人が繰り広げる不条理劇である▼浅草の観音様からの帰り、八五郎は行き倒れに出くわし、「熊の野郎だ」と思い込む。
しかも「当人」を連れてきて身元確認させると言い出す。
荒唐無稽だ。
「おめえ、昨夜(ゆんべ)死んでるよ」。
八にそう言われ、熊も次第にそんな気になる。
そして2人で遺体を引き取りに……▼長屋にいるのに路上にもいる。
生きているのに死んでいる。
明白な矛盾が見えない2人。
当然、町内の世話役たちとは話が全く通じない。
不気味といえば不気味な世界を、抱腹絶倒の一席に仕立てるのだから、落語という芸術は奥深い▼話が全く通じないといえば、今年1年の日本もそうだった。
安保法制をめぐる違憲合憲の論争は交わらなかった。
米軍基地の移設問題をめぐる沖縄県と官邸との対立も同様だ。
粗忽者がいるのかいないのか、言葉の通い路が失われていた▼落語に戻れば、熊五郎は最後、「自分の」遺体を持ち帰ろうと抱きかかえる。
訳がわからなくなってくる。
「抱かれてんのは確かに俺だが、抱いてる俺は一体誰だ……」というのが、この噺の下げである▼やっと矛盾に気づく瞬間。
藤山直樹著『落語の国の精神分析』によれば、「人間という考える葦(あし)が再び芽ぶく瞬間」だ。
年が改まる。
葦が芽ぶき、少しは話が通じるようにと願う。
(天声人語)師走の言葉から:朝日新聞デジタル今年の漢字に「安」が選ばれたことに何を思うか。
異論反論を含め、人それぞれの感慨が語られた、師走の言葉から▼安保関連法は海外からも注目を集めた。
米国の著名な憲法学者ブルース・アッカマンさんは、安倍政権が日本国憲法の原則を壊すなら、米国世論の支持を失うと予想する。
「米国にとって日本のリベラル民主主義への忠誠こそが戦後日米関係の基礎だったからだ」▼温暖化対策の国際会議COP(コップ)21が「パリ協定」を採択。
中日对照 天声人语 11篇

中日对照'天声人语':小生灵也有大智慧小鳥の情愛はなかなか深い。
例えばシジュウカラは、雛(ひな)を天敵から守るため、き声を使い分けているらしい。
立教大院生の鈴木俊貴さん(27)が、21組の親子の実験で突き止めた小鸟的感情也是非常深厚的。
就拿山雀来说,为了保护自己的孩子不被天敌攻击,山雀妈妈通过不同的鸣叫声向小山雀传递着信息。
立教大学的研究生铃木俊贵(27岁),对21组山雀母子进行试验,得出了结论。
剥製(はくせい)のカラスを巣箱に近づける。
親は外からチカチカと鳴いて知らせ、雛はカラスのくちばしが届かない底に身を潜めた。
次は透明の箱に入れたヘビ。
親の声はジャジャと濁り、雛たちはまとめて丸のみされぬよう巣を飛び出したという。
まさか「地下地下」「蛇蛇(ジャジャ)」ではなかろうが、弱者なりの知恵に驚く把乌鸦标本放近山雀的巢箱。
山雀妈妈就会在巢外面喳喳叫,向小山雀们传递信息,小山雀们就会躲到乌鸦的嘴巴够不到的巢穴底部。
另一个实验是用放入透明箱子的蛇靠近鸟巢。
这时山雀妈妈就会发出嘶哑的叫声,小山雀们似乎是为了不让蛇一口吞了他们似地一齐飞出了鸟巢。
难道这时,山雀妈妈这时正对小山雀说”地下危险有蛇,快逃快逃“吗?我真惊讶于鸟类这种弱小动物的智慧。
どの子も救おうと声をからす親と、けなげに聞き分ける子。
金子みすゞの「雀(すずめ)のかあさん」がチクリとくる。
〈子供が子雀つかまへた。
その子のかあさん笑つてた。
雀のかあさんそれみてた。
お屋根で鳴かずにそれ見てた。
这是为了救孩子声嘶力竭的山雀妈妈和能够分辨叫声的聪明的小山雀。
金子美玲的那首名叫《山雀的母亲》的诗深深刺痛了我的心。
诗中写道“孩子抓走了小山雀,孩子的妈妈笑着。
山雀的母亲看到了这一切,躲在屋檐上沉默地看着”。
そのスズメに一人っ子が増えているという。
こちらは岩手医科大などの研究だ。
去年の繁殖期、全国の愛好家に雛の数を調べてもらうと、商業地で平均1.4羽、住宅地が1.8羽、農村部でも2羽だった。
天声人语070502

天声人语070502沪江日语| 天声人语翻译讨论组上一期| 下一期持ち場にもよるが、20年前はスーツを常用する新聞記者はそれほど多くなかったと思う。
現場で動きやすい軽装が一般的で、使い込んで、戦友のようになった一着があったものだ。
(我)想来,虽说也会穿着(它)上岗工作,然而20 年前经常穿成套西装的报社记者并没有这么多。
(记者们)通常都是身着在(新闻)现场行动便捷的轻装,穿惯了,那身衣装就如同战友一样。
持ち場:崗位よる:寄る使い込む:他五。
1. 挪用。
2. 超支。
3. 用惯、用熟。
実際、その薄手のブルゾンは、持ち主の分まで戦っているように見えた。
20年前の憲法記念日、朝日新聞の阪神支局が襲撃され、記者2人が死傷した。
29歳で命を絶たれた小尻知博記者の上着が、支局にある襲撃事件資料室で初めて公開された(3日まで)。
事实上,就如同看见了这件薄料夹克主人在战斗一样(意译)。
20 年前的宪法纪念日(那天)、 2 名记者在朝日新闻阪神支局遭到袭击而死伤。
29 岁便失去生命的小尻知博记者的上装在位于支局的袭击事件资料室内首次公开展出(截止3 日)。
薄手: : 1. 质地薄的东西。
2. 轻伤。
ブルゾン:【( フランス)blouson 】裾をゴムやベルトで絞り、身頃をふくらませた活動的なジャケット。
サイズはM。
左ポケットのわきに、卵大の穴が開いている。
至近距離から放たれた400粒の散弾が、ひとかたまりで脇腹に飛び込んだ跡だ。
色あせた青い木綿の生地は、運ばれた病院で切り裂かれ、左半分が褐色に染まっている。
展示ケースに収める前、手にとり、そっと顔を近づけてみた。
古着(ふるぎ)のにおいだけがした。
(这件夹克)的尺寸为M。
在左边口袋旁边,开着一个鸡蛋大小的洞。
这是(小尻知博)在极近距离下被射400 发铅弹,子弹成团飞射进入侧腹留下的痕迹。
已经退色的蓝色棉织衣料,在被送入的那家医院里剪开,左半侧还染着褐色。
在这件夹克被收归展箱前,(我)把它拿在手上,并试着轻轻把它贴近面庞。
天声人语-生きがい原文+翻译

生きがい高層ビルの屋上から飛び降り自殺をしたエリート社員がある。
二人の子供を抱えて電車に飛び込んだ母親がある。
これらの人は、どうして死を選んだのであろうか。
要するにそれは、人生に希望をなくして、生きがいを見失ったからである。
「生きがい」と「希望」は双生児だ。
希望がなければ生きがいはない。
希望があれば、人生のわずらわしさや苦しみに耐え、生活と戦ってゆく勇気が湧く。
まずしい母親は、わが子の将来に希望をもてばこそ、深夜まで働きつづけるのであり、希望があればこそ、その生活苦を耐え抜くのである。
主君の仇を討った赤穂浪士は切腹の瞬間においてさえ、わが人生に悔いなく、大いなる生きがいを感じつつ死んでいった。
彼らはその希望が十分達成されたことを知っていたからである。
すなわち、「生きがい」は「希望」と同意語である。
そこに達成すべき希望という目標がなければ、もちろん、生きがいは生まれない。
「君の生きがいは」と問われて「趣味に生きることです」と答えた青年があった。
レコードにこり、モデル・シップに夢中になり、オートバイを乗り回すことにも、楽しみはあるであろう。
しかしそこに、何ほどの希望があるであろうか。
希望がなければ努力の必要はない。
緊張もなく、戦いもない平々凡々たる生活に埋没していて、どうして生きがいを感じることができようか。
だから「生きがい」は、「努力」と二人三脚でなければならない。
努力のないところに生きがいはない。
希望に向かって努力するとき、そこにはじめて生きがいを見出すことができるのである。
われわれ青年は、大いなる大希望を持ち、その希望達成のため、われわれの情熱を傾けることだ。
そこにわれわれは、人生最高の喜びを見出すことができるだろう。
それが「生きがい」である。
生存的价值生活之中,有从高楼跳下自杀的公司精英,也有抱着两个孩子撞电车而死的母亲,为什么这些人会选择结束生命呢?或许存在着各种各样的原因吧,总而言之,我认为是因为他们对人生失去了希望,看不到生存的价值。
天声人语 日汉对照1

2013/10/31 川上哲治原文:川上哲治(てつはる)さんがプロ野球巨人の監督に就いたのは東西冷戦のさなかだった。
キャンプ中に取材規制を敷き、その徹底ぶりは「哲のカーテン」と記者を泣かせた。
英首相チャーチルが共産圏の閉鎖性を例えた「鉄のカーテン」のもじりだった。
選手時代には「打撃の神様」と呼ばれ、右中間を切り裂く弾丸ライナーに観衆はどよめいた。
日本で初の2千安打も達成した。
いまでは40人を超すが、一番は永遠に一番である。
野球の歴史に極太の字で刻まれるその人が、93歳で旅立っていった。
数ある野球伝説の中で最も名高い一つは、投手の投げた球が止まって見えたという「川上伝説」だろう。
ご本人によれば、誇張ではないらしい。
打撃練習で球種はカーブ。
狙いすました打球は外野のフェンスまで飛んだ。
打撃開眼だったという。
その感覚を忘れまいと、夜中でも起き出して枕元でバットを振った。
奥さんは驚きを通り越して怖(おそ)れたそうだ。
いつどこでも振り、振らないのはトイレの中ぐらいだったというから、もう求道者(ぐどうしゃ)の域である。
引退する最後の試合で夫人を初めてスタンドに呼んだという、昭和の薫る男だった。
監督としては名門の「巨人城」を守り通した。
面白みに欠けても、負けない野球をした。
日本シリーズ9連覇は球史に輝く。
ついに落城した1974(昭和49)年以来、巨人の連覇はない。
しばらく上空にとどまって今年の頂上決戦を見守っていようか。
両チームは昨夜の試合で腕に喪章をつけて、大先輩を悼んだ。
译文:川上哲治就任职业棒球队—巨人城教练之时正值东西冷战。
他不遗余力地贯彻训练时不接受采访的方针,令记者欲哭无泪。
正如冷战时英国首相丘吉尔将对共产主义阵营的封锁称为“铁幕”一样,川上的这一方针被称为“哲幕”。
他在选手时代被奉为“击球之神”,曾以一击劈开右外野手和中外野手平直球令整个观众席沸腾不已。
他是日本最早完成两千安打的选手。
如今虽已被40人赶超,然而第一永远是第一。
- 1、下载文档前请自行甄别文档内容的完整性,平台不提供额外的编辑、内容补充、找答案等附加服务。
- 2、"仅部分预览"的文档,不可在线预览部分如存在完整性等问题,可反馈申请退款(可完整预览的文档不适用该条件!)。
- 3、如文档侵犯您的权益,请联系客服反馈,我们会尽快为您处理(人工客服工作时间:9:00-18:30)。
生きがい
高層ビルの屋上から飛び降り自殺をしたエリート社員がある。
二人の子供を抱えて電車に飛び込んだ母親がある。
これらの人は、どうして死を選んだのであろうか。
要するにそれは、人生に希望をなくして、生きがいを見失ったからである。
「生きがい」と「希望」は双生児だ。
希望がなければ生きがいはない。
希望があれば、人生のわずらわしさや苦しみに耐え、生活と戦ってゆく勇気が湧く。
まずしい母親は、わが子の将来に希望をもてばこそ、深夜まで働きつづけるのであり、希望があればこそ、その生活苦を耐え抜くのである。
主君の仇を討った赤穂浪士は切腹の瞬間においてさえ、わが人生に悔いなく、大いなる生きがいを感じつつ死んでいった。
彼らはその希望が十分達成されたことを知っていたからである。
すなわち、「生きがい」は「希望」と同意語である。
そこに達成すべき希望という目標がなければ、もちろん、生きがいは生まれない。
「君の生きがいは」と問われて「趣味に生きることです」と答えた青年があった。
レコードにこり、モデル・シップに夢中になり、オートバイを乗り回すことにも、楽しみはあるであろう。
しかしそこに、何ほどの希望があるであろうか。
希望がなければ努力の必要はない。
緊張もなく、戦いもない平々凡々たる生活に埋没していて、どうして生きがいを感じることができようか。
だから「生きがい」は、「努力」と二人三脚でなければならない。
努力のないところに生きがいはない。
希望に向かって努力するとき、そこにはじめて生きがいを見出すことができるのである。
われわれ青年は、大いなる大希望を持ち、その希望達成のため、われわれの情熱を傾けることだ。
そこにわれわれは、人生最高の喜びを見出すことができるだろう。
それが「生きがい」である。
生存的价值
生活之中,有从高楼跳下自杀的公司精英,也有抱着两个孩子撞电车而死的母亲,为什么这些人会选择结束生命呢?或许存在着各种各样的原因吧,总而言之,我认为是因为他们对人生失去了希望,看不到生存的价值。
“生存的价值”与“人生的希望”是一对双胞胎,如果没有人生的希望,那么也就没有生存的价值。
有了希望,才能忍受人生的烦恼(烦琐)和痛苦,才能鼓起生活下去的勇气。
贫苦的母亲正是因为对儿子的将来抱有希望,才会一直工作到深夜。
正是因为她抱有了这样的希望,所以才会一直不畏艰辛、坚持到底。
为主君报仇雪恨的赤穗浪士1即便是在剖腹自杀的那一瞬间,也会无悔于自己的人生,也会感受到自己生存的意义。
之所以如此,是因为他们深知自己最终实现了人生的愿望。
也就是说,“生存的价值”和“人生的希望”乃是同义语,如果没有什么需要去实现的希望的话,那么自然也就不会产生什么生存价值了。
在被问到生存的价值是什么的时候,一位年青人回答自己是为兴趣而生。
沉迷于唱片,陶醉于船模,即便是驾驶着摩托车,也会令人感到快乐。
但是,这样的兴趣之中究竟又能找到多少人生的希望呢?没有希望,也就不需要去努力,就会沉浸在一片缺乏紧迫感、没有任何挑战(战争、纷争、战斗)的平凡生活之中,这样的话,怎么能够感受到生存的价值呢?
因此,“生存的价值”与“努力”必须齐头并进,协调一致。
没有付出努力,也就不会有什么价值可言。
我们要朝着人生目标努力前进,只有在这个时候,我们才可以找到生存的价值。
我们年轻人要拥有远大的目标,为了实现这个目标,我们要倾注我们的热情。
由此,我们就会找到人生最大的幸福。
这,就是生存的价值。
1赤穗浪士:1702年,日本播州赤穗四十七武士为主君报仇后集体剖腹自杀,后人以其忠诚而称为“赤穗浪士”或“赤穗四十七士”。