日语经典童话诵读-雪だるま (雪人)

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日语中文阅读对照世界童话寓言-桃太郎

日语中文阅读对照世界童话寓言-桃太郎

(日本昔話)むかしむかし。

おばあさんが、川で洗濯せんたくをしていると、大きな桃ももがどんぶらこっこすっこっこと流れてきました。

おばあさんは、桃を家に持って帰ると、包丁ほうちょうで切きろうとしました。

すると、桃がぽんと二つに割われて、中から元気げんきな男の子が出てきました。

男の子は、桃から生まれたので、桃太郎と名前を付つけられました。

ある日、桃太郎は、おじいさんとおばあさんに言いました。

「わたしは、これから鬼おにが島しまに行って、鬼を退治たいじしてまいります。

」「気をつけていくんだよ。

」とおじいさんが言いました。

「それでは、お弁当べんとうに、日本一にっぽんいちの黍団子きびだんごを作つくりましょう。

」とおばあさんは言いました。

桃太郎が山道やまみちを行くと、犬が出てきました。

「桃太郎さん、桃太郎さん、どちらにお出かけですか?」「鬼が島に鬼おに退治に。

」「腰こしに付けたものは何ですか?」「日本一の黍団子。

」「一つください。

お供ともします。

」こうして、犬は桃太郎の家来けらいになりました。

次に、猿さると雉きじが桃太郎の家来になりました。

みんな元気に、鬼が島を目指めざして行きました。

鬼が島に着つくと、鬼たちは、鉄てつの門もんを閉しめました。

桃太郎ももたろうそこで、雉が中に飛んでいって、鬼たちの目めをつつきました。

鬼たちが驚おどろいている隙すきに、猿が岩いわを登のぼって門を開ひらきました。

「それ、いまだ!」桃太郎たちは、勇いさんで鬼の城に飛び込みました。

雉は目をつつきます。

犬は足に噛かみ付つきます。

猿は顔をひっかきます。

「痛い、痛い。

」鬼たちは、次々と降参こうさんしました。

鬼の大将たいしょうは、桃太郎と戦たたかっていました。

でも、力の強い桃太郎にはかないません。

地面じめんに押おさえつけられて、「宝物たからものを残のこらず差さし上あげますから、許ゆるしてください」と言って、降参しました。

桃太郎たちは、鬼からもらった宝物たからものを車くるまに積つんで、家に向むかいました。

《雪人》(儿童故事)

《雪人》(儿童故事)

《雪人》在一个遥远的小镇上,冬天总是来得格外早。

每年的第一场雪,就像是一场盛大的庆典,让整个小镇都沉浸在一片银装素裹的美丽之中。

这一年的冬天,雪下得特别大。

一夜之间,整个小镇就被厚厚的积雪覆盖了,仿佛变成了一个童话世界。

孩子们兴奋地在雪地里奔跑、嬉戏,堆雪人、打雪仗,享受着冬天带来的快乐。

在小镇的边缘,有一座古老的房子。

房子里住着一个孤独的老人,名叫约翰。

约翰已经在这里生活了很多年,他的妻子早已去世,孩子们也都在远方的城市里工作,很少有时间回来看望他。

每年的冬天,约翰都会感到格外的孤独和寂寞。

这一天,约翰像往常一样,坐在窗前,看着外面的雪景。

突然,他看到一个小男孩在院子里堆雪人。

小男孩穿着一件红色的棉袄,戴着一顶毛茸茸的帽子,看起来非常可爱。

他认真地堆着雪人,一会儿用铲子铲雪,一会儿用手把雪拍实,不一会儿,一个大大的雪人就堆好了。

约翰看着小男孩和他堆的雪人,心中涌起一股温暖的感觉。

他想起了自己小时候,也曾经和小伙伴们一起堆雪人、打雪仗,那时候的冬天是多么的快乐啊!他决定出去和小男孩打个招呼。

约翰穿上厚厚的外套,戴上帽子和手套,走出了家门。

小男孩看到约翰,有些害羞地笑了笑。

约翰走到雪人旁边,仔细地看着这个雪人。

雪人非常漂亮,它有着圆圆的身体,大大的脑袋,还有一根胡萝卜做的鼻子和两个煤球做的眼睛。

约翰忍不住伸出手,轻轻地摸了摸雪人的头。

“这个雪人真漂亮!”约翰赞叹道。

小男孩听到约翰的夸奖,非常高兴。

“谢谢爷爷!我很喜欢堆雪人,每年冬天我都会堆一个大大的雪人。

”约翰和小男孩聊了起来,他们聊了很多关于冬天和雪人的话题。

小男孩告诉约翰,他的名字叫汤姆,他住在小镇的另一边。

他很喜欢冬天,因为可以堆雪人、打雪仗,还可以和小伙伴们一起在雪地里玩耍。

约翰听着小男孩的话,心中充满了感慨。

他觉得这个小男孩就像自己小时候一样,充满了活力和快乐。

从那以后,约翰和汤姆成为了好朋友。

每天,汤姆都会来约翰的院子里玩,他们一起堆雪人、打雪仗,度过了许多快乐的时光。

なごり雪

なごり雪

なごり雪[残雪](nagoriyuki)作词:伊势正三作曲:伊势正三汽车を待つ君の横で仆はkisha wo matsu kimi no yoko de boku wa在等待火车的你的身旁时计を気にしてるtokei wo ki ni shiteru我注意着时间季节はずれの雪が降ってるkisetsu hazure no yuki ga futteru明明不是下雪的季节却降下了雪东京で见る雪はこれが最后ねとtoukyou de miru yuki wa kore ga saigo ne to你寂寞的喃喃自语着さみしそうに君がつぶやくsamishisou ni kimi ga tsubuyaku在东京看见雪这应该是最后一次了吧なごり雪も降るときを知りnagori yuki mo furu toki wo shiri连残雪都降下了这时ふざけすぎた季节のあとでfuzake sugita kisetsu no ato de在这捉弄人的季节后今春が来て君はきれいになったima haru ga kite kimi wa kirei ni natta 现在当春天来临你变的更美了去年よりずっときれいになったkyonen yori zutto kirei ni natta比去年还要更美许多了动き始めた汽车の窓にugokihajimeta kisha no mado ni开始移动的火车的车窗颜をつけてkao wo tsukete映着你的脸君は何か言おうとしているkimi wa nanika iou toshite iru你似乎想要说些什么君のくちびるがさようならと动くことがkimi no kuchibiru ga sayounara to ugoku koto ga 害怕看见你的嘴唇吐出再见了的字眼こわくて下をむいてたkowakute shita wo muiteta我低着头不敢直视你时がゆけば幼い君のtoki ga yukeba osanai kimi mo虽然时光流逝却没有注意到当时年幼的你大人になると気付かないままotona ni naru to kizukanai mama也已经长大了今春が来て君はきれいになったima haru ga kite kimi wa kirei ni natta现在当春天来临你变的更美了去年よりずっときれいになったkyonen yori zutto kirei ni natta比去年还要更美许多了君が去ったホームにのこりkimi ga satta hoomu ni nokori你离去的月台边落ちてはとける雪を见ていたochite wa tokeru yuki wo mite ita看见残雪落下又融化今春が来て君はきれいになったima haru ga kite kimi wa kirei ni natta 现在当春天来临你变的更美了去年よりずっときれいになったkyonen yori zutto kirei ni natta比去年还要更美许多了去年よりずっときれいになったkyonen yori zutto kirei ni natta比去年还要更美许多了去年よりずっときれいになったkyonen yori zutto kirei ni natta比去年还要更美许多了。

雪人读后感(精选4篇)

雪人读后感(精选4篇)

雪人读后感(精选4篇)雪人读后感(精选4篇)当细细地品读完一本名著后,大家心中一定有很多感想,需要好好地就所收获的东西写一篇读后感了。

你想知道读后感怎么写吗?下面是收集的雪人读后感(精选4篇),欢送大家分享。

《雪人》这个故事是一个童话,写的是有一天兔妈妈要出门买菜,可是小兔子不容许,兔妈妈就做了一个雪人和小兔子做伴,这下小兔子才容许。

兔妈妈走了,小兔子出了门,来到雪人面前,雪人便说起话来,和小兔子玩起了捉迷藏。

小兔子玩累了,就回家休了。

小兔子烧着火炉来取暖,却忘了熄灭火炉,当他睡得正香的时候,房子着火了,幸好被雪人发现,雪人不顾一切地冲进去,却叫不醒小兔子,雪人就抱起小兔子冲出了火海,这时他却慢慢地融化了,变成了水蒸气飞上了天空。

小兔子醒来,非常伤心地哭了。

从故事中,我感到雪人是一个助人为乐的人,他为了救别人,却不顾自己的生命,把小兔子从火中救了出来。

见义勇为、助人为乐,是中华民族的传统美德。

在生活中,我们应该学习雪人那种助人为乐的精神,从我做起,从小事做起,相信“只要人人都献出一点爱,世界将变成美好的人间。

”这是一个伤感的故事。

在一个慢长的冬天。

无边的大地被铺上了一层白白的雪毯。

一群小朋友高快乐兴的堆了一个大雪人这个雪人,有一个愿望,而这个愿望将让它走向死亡,那就是到地下室的火炉旁偎一偎,看看火炉里的火有多么奇妙。

这个愿望并没有实现,雪人没有腿,只能静静的望着火炉。

想象着那团火到底有多么奇妙。

春天来了,天气渐渐变暖,雪人还是呆呆的望着那团火焰,他的身体渐渐缩小,最终变成了一滩水。

我想,一个愿望,可能会影响一个人的一生。

这个故事中,雪人的愿望却带着它走向了死亡,因为这个愿望尽管很有诱-惑力,但却是危险的,对雪人来说,是致命的!我们在生活中,会遇到很多危险的诱-惑,这些诱-惑对我们的成长是有害的。

我们要学会放弃一些有吸引力但是有害的愿望。

比方,学校门口的小摊上有很多美味的小吃,这些东西尽管好吃,却都是三无产品,对我们的身体有极大的危害。

白雪姬(日文版)

白雪姬(日文版)

白雪姫むかしむかし、冬のさなかのことでした。

雪が、鳥の羽のように、ヒラヒラと天からふっていましたときに、ひとりの女王じょおうさまが、こくたんのわくのはまった窓まどのところにすわって、ぬいものをしておいでになりました。

女王さまは、ぬいものをしながら、雪をながめておいでになりましたが、チクリとゆびを針はりでおさしになりました。

すると、雪のつもった中に、ポタポタポタと三滴てきの血ちがおちました。

まっ白い雪の中で、そのまっ赤な血ちの色が、たいへんきれいに見えたものですから、女王さまはひとりで、こんなことをお考えになりました。

「どうかして、わたしは、雪のようにからだが白く、血のように赤いうつくしいほっぺたをもち、このこくたんのわくのように黒い髪かみをした子がほしいものだ。

」と。

それから、すこしたちまして、女王さまは、ひとりのお姫ひめさまをおうみになりましたが、そのお姫さまは色が雪のように白く、ほおは血のように赤く、髪の毛はこくたんのように黒くつやがありました。

それで、名も白雪姫しらゆきひめとおつけになりました。

けれども、女王さまは、このお姫さまがおうまれになりますと、すぐおなくなりになりました。

一年以上たちますと、王さまはあとがわりの女王さまをおもらいになりました。

その女王さまはうつくしいかたでしたが、たいへんうぬぼれが強く、わがままなかたで、じぶんよりもほかの人がすこしでもうつくしいと、じっとしてはいられないかたでありました。

ところが、この女王さまは、まえから一つのふしぎな鏡かがみを持っておいでになりました。

その鏡をごらんになるときは、いつでも、こうおっしゃるのでした。

「鏡かがみや、鏡、壁かべにかかっている鏡よ。

国じゅうで、だれがいちばんうつくしいか、いっておくれ。

」 すると、鏡はいつもこう答えていました。

「女王さま、あなたこそ、お国でいちばんうつくしい。

」それをきいて、女王さまはご安心なさるのでした。

童话 日语版

童话 日语版

童话(中孝介演唱歌曲)
日文歌词
あの日から数え切れる季节を越えたのに
今の仆ら不安な日々远ざかるあなたの手
震える声こぼれた涙明日が见えないと
あなた描く理想の人にすぐにはなれないけど
童话の中の天使のように両手を翼に変えて
あなたを深く包んで行きたい明日を作るよ
そして仆にとってあなたは出会えた人同じ
今も仆の空に辉く绮丽な星のまま
童话の中の天使のように优しい微笑む向かって
あなたを深く包んで行きたいこの手で守るよ
童话のようなハッピエンドが仆らの目の前にある
あなたと二人歩んで行きたい明日を信じて
童话の中の天使のように両手を翼に変えて
あなたを深く包んで行きたいこの手で守るよ
この手で守るよ
中译歌词
自从那天起虽然已经过了无数的季节
现在的我们却还是过著不安的日子你的手越来越远
颤抖的声音滴落下的眼泪说着“一定要看到明天的太阳”
虽然我不能马上变成你心目中理想的人
但我愿像童话中的天使一般张开双手变成翅膀
紧紧拥抱守护你一起创造明天
对我而言你就像我们当初相遇时一般
现在也在我的星空中闪耀著就像一直保持闪亮的星星就像是童话中的天使一般浮现出浅浅温柔的微笑
我想要用我的双手把你深深的抱住保护著你
如童话一般的Happy ending 就在我们眼前
只要相信明天我跟你两个人一定可以一直走下去的但我愿像童话中的天使一般张开双手变成翅膀
紧紧拥抱守护你用双手守护你
用双手守护你。

经典童话《雪人》故事梗概及赏析

经典童话《雪人》故事梗概及赏析

经典童话《雪人》故事梗概及赏析(最新版)编制人:__________________审核人:__________________审批人:__________________编制单位:__________________编制时间:____年____月____日序言下载提示:该文档是本店铺精心编制而成的,希望大家下载后,能够帮助大家解决实际问题。

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各国童话 日文中文版 合集

各国童话 日文中文版 合集

(ロシア民話)あるところに、父親ちちおやと継母ままははと娘の、三人が住んでいました。

父親が留守るすの時、継母は娘むすめに言いました。

「私のおばさんのところへ行って、糸いとと針はりを借かりておいで。

」そのおばさんというのは、「恐おそろしい山姥やまんばバ-バ・ヤガ-です。

」継母は、娘をバ-バ・ヤガ-に食べさせようとしたのです。

賢かしこい娘は、自分のおばさんの所へ行って、どうすればいいか教おしえてもらうことにしました。

おばさんは言いました。

「お手伝てつだいさんにハンカチをあげて、白樺しらかばの木にリボンを結むすびな。

次にドアに油あぶらをさして、犬にはパンを、猫にはベーコンをやっておくんだよ。

」これを聞いて、娘はバ-バ・ヤガ-のところに向むかいました。

骨ほねと皮かわばかりに痩やせせたバ-バ・ヤガ-は、機はたを織おっていました。

娘が、糸と針を貸かしてくださいと言うと、バ-バ・ヤガ-は言いました。

「いいともさ。

用意よういをするから、お前は機を織っておくれ。

」それからバ-バ・ヤガ-は外そとに出ると、お手伝いさんに言いました。

「あの娘を朝ご飯に食くうから、お風呂ふろに入れておきな。

」これをこっそり聞いて、娘は震ふるえ上あがりました。

そこでお手伝いさんにハンカチを一枚やって、「お風呂は沸わかさないで。

」と頼たのみました。

機を織っていると、猫が来ました。

娘は猫にベーコンをやってから聞きました。

「ここをどうしたら逃にげられるの?」「はいはい。

このくしとタオルをあげます。

逃げる時、投なげるのです。

」バ-バ・ヤガ-こで、娘は逃げ出しました。

怖こわい犬もパンをもらうと、大人おとなしくなりました。

ドアには油をさしたので、静かに通とおしてくれました。

目を突つき刺さす白樺しらかばの木には、リボンを結んだので、黙だまって通してくれました。

その間あいだ、猫は機を織っていました。

でも、下手へたですから、バ-バ・ヤガ-はすぐに気づきました。

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昔々むかしむかし、たくさん雪ゆきが降ふったので。

ある屋敷やしきの一番小いちばんちいさい男おとこの子こが、雪ゆきだるまを作つくました。

次つぎの日ひ、雪ゆきだるまは独ひとり言ごとを言いいました。

「へんだなあ?ぼくの体からだの中なかで、ミシミシと音おとがするぞ。

」 雪ゆきだるまは、瓦かわらのかけらでできた目めで、西にしの空そらを落おちていくお日ひさまをにらんで、また独ひとり言ごとを言いいました。

「ギラギラ光ひかったって、ぼくはまだまだしないよ。

」そして、東ひがしの空そらに姿すがたを見みせ始はじめたお月つきさまを見みつけると、「なんだ、今度こんどはあっちから出でてきたのか。

でも、もうギラギラするのはあきらめたみたいだな。

」雪ゆきだるまの独ひとり言ごとを聞きいていた番犬ばんけんは、小屋こやからノソノソ出でてくると、ボンボンと言いいました。

「盗ぬすみ聞ぎきしていたようで、申もうし訳わけないけどね。

あんたがさっき見みたのはお日ひさまで、いま、空そらに浮うかんでいるのはお月つきさまっていうのさ。

お日さまは朝出あさでて、お月つきさまは夜よるに出でてくるんだよ。

ついでにもう一ひとつ教おしえておくよ。

もうすぐ天気てんきが変かわる。

なぜかって?俺おれの左ひだりありが痛いたむから分わかるのさ。

じゃ、お休やすみ。

」犬いぬの言いったことは本当ほんとうでした。

夜よるが深ふかくなるにつれて、霧きりが辺あたりを隠かくし、夜明よあけには風かぜが吹ふき始はじめました。

朝日あさひが夜よるの闇やみをすっかり追い払はらうと、雪ゆきだるまは、「わあ!」と、思おもわず叫さけびました。

キラキラ、キラキラ、キラキラ。

雪ゆきが輝かがやき、庭にわは一面いちめんダイヤモンドを敷しいたようです。

すぐそばでは、若わかい女おんなの人ひとと男おとこの人ひとの楽たのしそうな声こえがしました。

「すてきね。

夏なつにはとても見みられない景色けしきよ。

」「ああ、そうだね。

それに雪ゆきだるまも夏なつには会あえないね。

」二人ふたりは笑わらって、雪ゆきの玉たまをぶつけっこしながら、楽たのしそうに屋敷やしきに入はいっていきました。

「あの人ひとたちは、なんなの?」雪ゆきだるまは、小屋こやから様子ようすを見みていた犬いぬに尋たずねました。

「なんなのって、大おおきい坊ぼっちゃんと奥おくさんになる人ひとさ。

大おおきい坊ぼっちゃんは子犬こいぬのころストーブのある女中じょちゅうさんの部屋へやでぼくを可愛がってくれたんだ。

ストーブってのは、寒さむい日ひには世界一せかいいちすばらしいものになるんだよ。

」「ストーブって、きれい?ぼくに似にてる?」「いや、正反対せいはんたいだね。

女中じょちゅうさんの部屋へやを見みてご覧らん。

」雪ゆきだゆまは、女中じょちゅうさんの部屋へやの赤々あかあかと燃もえるストーブを見みた途端とたん、「あっ、僕ぼくの身体しんたいの中なかで、またミシミシ音おとがする。

なんだかぼく、どうしてもストーブのそばに行いきたい。

」「何言なにいってるの。

あんたがストーブに寄り添そったら、溶とけちまうよ。

」犬いぬが言いうと、雪ゆきだるまは言いい返かえしました。

「溶とけたって構かまいません。

僕ぼくは、ストーブのそばにいかなくてはならない気持きもちなんです。

」いぬはあきれて、「そんなこと言いったって、誰だれがあんたを部屋へやに入いれるもんかね。

」そう言いいながら小屋こやに戻もどって、目めを閉とじました。

雪ゆきだるまは、ただもう、ジッとストーブを見みつめて立たっていました。

辺へんが暗くらくなってくると、ストーブの火ひはますます赤あかくなって、とても美うつくしく見みえました。

お日ひさまの光ひかりともお月つきさまの光ひかりとも違ちがう、穏おだやかで全すべてを包つつんでくれそうな光ひかりでした。

女中じょちゅうさんが時々ときどき、ストーブの口くちを開あけて薪たきぎをくべると、炎ほのおがサッと飛とび出だし、外そとの雪ゆきだるまの顔かおまで赤あかく赤あかく照てらします。

「ああ、どうしてだろう?」雪ゆきだるまは、つぶやきました。

「ぼくは、ストーブが大好だいすきになったらしい。

なぜだかわからないけど、そばに行いきたくてたまらない。

」その夜よるはとても寒さむく、女中じょちゅうさんの部屋へやの窓まどガラスいっぱいに、氷こおりの花はなが咲さきました。

寒さむくて気持きもちがいいはずなのに、雪ゆきだるまは悲かなしくなりました。

だって、氷こおりの花はながストーブの姿すがたを、見みえなくしてしまったのですから。

朝あさがきました。

犬いぬが小屋こやから出でて言いいました。

「天気てんきが変かわるぞ。

左足ひだりあしがズキズキと痛いたむんだ。

」確たしかに天気てんきがかわりました。

お日ひさまがギラギラと輝かがやき出だしたのです。

雪ゆきは、見みる見みるうちに溶とけ始はじめました。

それは、雪ゆきだるまにはどうすることもできないことでした。

次つぎの日ひの朝あさ、犬いぬは雪ゆきだるまの立たっていたところに、ストーブの火ひかき棒ぼうが転ころがっているのを見付みつきました。

「そうか。

雪ゆきだるまの体からだは火ひかき棒ぼうが芯しんになっていたのか。

それで、あんなにストーブのそばに行いきたがっていたんだ。

」 犬いぬはストーブの火ひかき棒ぼうに向むかって、優やさしく言いいました。

「おれはね、あんたのことを忘わすれないよ。

」そのとき、屋敷やしきの中なかから、春はるの歌うたを歌うたう子供こどもたちの明あかるい歌声うたごえが聞きこえました。

中文翻译:很久很久以前,下了场大雪,一户人家最小的男孩堆了一个雪人。

第二天,雪人自言自语说:‚真奇怪呀!我浑身筋骨都在嘎嘎作响!‛雪人用他那双瓦片做的眼睛盯着快要落下去的太阳。

又开始自言自语。

‚无论你怎样闪烁,我都不会眨眼睛的。

‛后来月亮从东方升了上来,看着月亮,‚怎么她又从另外一边出来了,不过她的眼睛不再一闪一闪的了。

‛听到雪人的自言自语,看门狗慢吞吞地从狗窝里走出来,声音低沉地说:‚我刚刚不小心听到你说的话了,真对不起。

不过你开始时看到的是太阳,可现在挂在天上的叫‘月亮’。

太阳白天升起,月亮晚上升起来。

顺便告诉你,马上就要变天了。

你问为什么,因为我的左腿开始疼了。

好,晚安吧。

‛看门狗说的是真的。

夜深了,雾把一切都严严地遮住。

清晨刮起风来。

当朝阳驱走夜的黑暗时,‚哇啊!‛雪人禁不住叫了起来。

周围的一切都在闪闪发光。

雪在闪烁,院子里婉言谢绝嵌满了一颗颗钻石。

在雪人的旁边,一对年轻的男女在开心地对话。

‚多美的景色!夏天里可看不到这么美的景色。

‛‚啊,对啊。

夏天也没法看到雪人。

‛两个人互相向对方身上扔着雪,高兴地走进屋里。

‚他们是谁?‛雪人问从狗窝里出来的看门狗。

‚他们呀,是大少爷和他的妻子。

当我还是一条小狗的时候,大少爷总在女佣的那间有炉子的房间里逗我玩儿。

炉子,在寒冷的日子里,它可是这世界上最好的东西。

‛‚火炉?它好看吗?它像我吗?‛‚不,它和你完全相反!你可以看看女佣的房间!‛雪人瞧了瞧,他果然看见女佣房间里烧得通红的炉子。

‚我身体里又嘎嘎轧轧的!不知怎么的我想要在她的身上偎一偎。

‛‚别胡说了,要是你走近火炉那你也就融化了!‛听了狗的话,雪人反驳说:‚融化了也没关系。

我一定要到她的身边。

‛看门狗听了更吃惊了。

‚说这些有什么用,谁能把你放到屋里?‛说完走进狗窝,睡觉去了。

雪人却站在那里,注视着火炉。

周围一片黑暗,火炉的火烧得通红,看起来很美。

和太阳光,月光都不一样,火炉的光安详地包围着周围的一切。

女佣不时打开炉口,往里加柴,火焰一下飞出来,把雪人的脸都映得通红。

‚啊啊,这究竟是为什么呀。

‛雪人嘟囔着。

‚我好像深爱上了火炉。

虽然搞不清是什么,不过我真的想到她的身旁。

‛那天夜里很冷,女佣房间里的窗子上结满了冰花。

虽然天气寒冷让他觉得很舒服,可是雪人却很伤心。

、因为冰花挡住了火炉。

到了早,看门狗从窝里走出来,‚天气要变化了。

我的左腿痛得厉害。

‛天气果然变了。

太阳闪着耀眼的光。

雪在融化。

雪人也在渐渐融化。

这对雪人来说是无法逃避的。

第二天早上,看门狗在雪人站过的地方,发现了一把扒火棍。

‚原来,在雪人的身体里有一把扒火棍。

怪不得他那么想要到炉子的旁边。

‛看门狗对扒火棍温柔地说:‚我啊,是不会忘了你的。

‛这时屋子里传来孩子们歌唱春天的清脆的歌声。

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