日本语概论

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日本语概论

日本语概论

日语中的外来语1.外来语的由来与翻译众所周知,日语的汉字起源于中国.早在汉唐时期,中日文化的交流达到高潮,日本为了丰富自己的民族语言,吸收了大量的汉字词汇,后来字汉字的基础上有又创造出假名,同时取汉字的偏旁又创造出片假名。

从此汉字和假名的书写方式在日本固定下来。

日本自明治维新以来,受西方文化的影响日语中吸收了大量的英语、法语、德语等词汇,这也是日本文化的特点之一。

日语中以英语为主的外来词汇占80%。

这样对英语基础好的人来说无非是1个得天独厚的优势。

由于日本也在普及英语教育,所以日本人认为外来语的使用对学习国外的新东西在语言上似乎可以走了许多捷径。

因此,有人把日语外来语分为两大部分:1是来自中国的汉语部分,2是来自欧美的英语部分。

但是一般人认为,来自中国的汉语词汇早已溶入日语之中,加入日语的词典中。

所以,这里我们所说的外来语是指来自欧美的英语部分。

对于外来文字的翻译,日语中主要有“音译、意译、音译意译并存和音译后缩写”等翻译方法。

音译的如:「コーヒー」「ビール」「ホテル」「レストラン」「ベビーカー」「バナナ」「オリンージ」等等。

意译的如:「電話」「革命」「政治」等。

音译意译并存翻译方法的如: 「ケンブリジ大学」(剑桥大学) 1词的译法其中的“剑”是意译,“桥”是音译,“大学”是汉语词汇。

商社マン(在商社工作的职员)バス停(公共汽车站) 等。

在日语中这样的词汇虽然不多,但却有其事,我认为这类“混血”词并不属于纯正的外来语。

算是日本人自己创造的新词的说法似乎显得更确切。

音译后缩写的如:「ビル」一词是「ビルデング」(大楼)的缩写,「ワープロ--」是「ワード.プロセッサー」(文字处理机)的缩写。

「スーパ」是「スーパ . マ--ケット」(超级市场)由此看来,那些利用汉语固有的词翻译出来的意译词汇当然属于日语体系,而那些音译意译并存“混血”词也理所当然地加入了“日本国籍”,不属于外来语的范畴。

那么,在日语中只有那些完全音译并用片假名书写的词汇(包括音译后缩写的词汇),才被称之为外来语。

日语概论

日语概论

间接引用
引述分为直接引述和间接引述。 直接引述:发话者再现他人或自己原来发话是的全 部信息。表达形式为: 「……」と/って/+表达言语行为的动词 例:男性は「硫酸は社会のトイレを掃除するため 取引先からもらったおだ。まさかこぼれるとは思 わなかった」と言っているという。
间接引述:发话者对他人或自己原来的话语进行 调整、归纳、诠释及其他处理后,通过自己的观 点予以表述。表达式为: 引述部分+と/って/ように/+表示言语行为的动 词
例:(三四郎は)「引っ越しをするときは、ぜ ひ手伝いに来てくれ」と頼んだ。直接引述
(三四郎は)引っ越しのとき、手伝いに来て くるように頼んだ 间接引述
1 改变名称
由于间接引述是通 过自己的视点表达 他人或自己的原有 话语,所以需要整 理,归纳,要将原 来的语篇作变通
2 改变时间 地点 3 改变趋向动词
第五节
日语的引用与引述
L/O/G/O
引用:语篇的主体即发话者或作者将他人或 自己的话语、思维内容、情感、判断、知觉 等作为表达素材而使用的表达方式。在一个 语篇中凡表达特任或自己的话语、思维内容、 情感、判断、知觉等内容的文字称为引用部 分。
引述:指发话者引用他人或自己的话语,并 通过一定的语法手段或语篇策略对其作相关 处理后予以再现,或对原有语篇作重新表述。
第二节
日语语体与语篇类

文学语体
科学语体
事务公文语体
新闻广告语体
一 文学语体
文艺作品的目的是满足读者、观众的鉴 赏需求和审美需求,追求的是相同体裁, 不同的语篇风格。 与实用语体相比,文学语体倾向于采用 形象生动的描写手法。句式变化多样,词 汇材料丰富。同时,文艺作品的表达形式 采用多种修辞手段,求新求异。

标准日本语概括(考试必备,超级实用)

标准日本语概括(考试必备,超级实用)

•『標準日本語初級上巻』まとめ•テーマ(theme)一五十音図二判断の文三存在の文四移動表現五授受動詞六比較表現七助数詞八対象語九形式体言十用言活用十一常体敬体一五十音図平安(8-12世纪)中期开始形成的日语音节表。

它是把清音按五个元音(母音)“あいうえお”为基准排列而成的十行五段的表。

充分体现了日语音节(韵)构造的规律性。

其中横行排列的称之为“行”,每行都以头一个假名命名。

纵向排列的称之为“段”,也是以头一个假名命名。

45个字母(假名),44个音节。

拨音“ん”因为不能单独使用,所以独立于“行”和“段”之外。

作用(一)表示词典等的词语排列顺序。

(二)利用“行”和“段”的概念说明日语活用词的活用规律。

二判断の文(第1,2,3課)(一)~は~です。

(肯定)△私は兵士です。

(二)~は~ではありません。

(否定)△私は東亜病夫ではありません。

(三)~は~ですか。

(質問)△あなたは学生ですか。

三存在の文(第4課)(一)~に~がある。

(無生命)~に~がいる。

(有生命)(二)~は~にある。

~は~にいる。

四移動表現(第6課)(一)~は~へ(に)行く(来る、帰る、着く)△家へ帰る。

(二)~から来ます。

△彼は広州(こうしゅう)から来る。

(三)~から~まで△張家界から吉首まで電車で行きます。

五授受動詞(第8課)友達同士家族同士の場合:あげる;もらう。

△純子さんは母の日にお母さんにカーネーションを上げました。

△私は会社の友達に〖から〗花をもらいました。

六比較表現(第12課P145)より;ほど;ほう比較表現比較級最高級(一)甲は乙より……です。

(二)甲は乙ほど……否定式。

(三)(乙より)甲のほうが……です。

(四)甲と乙とどちらが……ですか。

(五)…の中で甲はいちばん……です。

七助数詞(P161;348)表示事物的数量及顺序的词叫数词。

数词分为基数词、序数词和量数词。

数词是体言的一种,具有体言的语法特征。

表示事物数量的词叫量数词。

日语概论教案第一讲绪论世界上的语言与日语

日语概论教案第一讲绪论世界上的语言与日语
点是没有词的形态变化,是无形态语。又称词根语。即该语言 的语法关系既不靠词形变化来表示,也不靠专门表示语法关系 的后缀或前缀来表示,而主要是靠词序来表示该语言的语法关 系,以汉语为典型,泰语也属于此类语言。/単語が語形変化 せず(語尾変化や活用がない)、主として語順や、形式的な 単語との組み合わせによって文法的な機能が果される構造の 言語をいう。(中国語 ビルマ語) ② 黏着语:它是通过在实词后面附加各种要素表示语法功能。以日语、 朝鲜语等为代表。蒙古语、土耳其语、匈牙利语和芬兰语也属此 类语言。/単語が語形変化せず(語尾変化や活用がない)、主
おも けんきゅうぶんや きょうぎ げんごがく
➢ 主 な 研 究 分 野 ( 狭 義 の言語学)
おんせいがく
音声学
おんいんろん
音韻論
もじろん
文字論
ごいろん
語彙論
とうごろん
統語論
いみろん
意味論
ごようろん
語用論
ほか
➢ 伝統的な日本語学の研究分野
音韻論:音素の特定やその分布(ぶんぷ)の研究を行う学問
文字論:音声に対し、文字について記述し、研究する学問
語彙論:語彙全体を体系的に記述、説明する学問 文法論:実存の文法を枠わ く組ぐみに立てて、科学的に研究する学問
その他:文章論 語用論 社会言語学 心理言語学 認知言語学
二時間
30 分間 あいさつと 日本概論に ついての説 明.
1. 语言:是人类所特有的、以语音和文字为媒介的表达和沟通的工具。它本 15 分間 质是一种声音,用于日常交际。\言語は思考や感情を表現した り、意志を伝達したりするために機能する記号の体系であるが、 言語学は言語(言葉)を研究対象とする学問である。

日本语言语学概论

日本语言语学概论

日本语言语学概论日本语言是一种亚洲的重要语言,也是世界上使用人数较多的语言之一,与普通话、阿拉伯语、西班牙语、英语和法语一起被列为联合国的官方语言之一。

本文将介绍日本语言的历史、语音、语法和词汇等方面。

日本语言的历史日本语言起源于公元前4世纪左右,这时的日本人使用一种叫做琉球语的语言。

约在公元3世纪末至4世纪初时,从朝鲜半岛引进了汉字,这对日本的语言发展和文化影响起着巨大作用。

汉字改变了日本语言的书写方式,添加了很多汉字词汇和表达方式。

在日本历史上,中古时期的日语是现代日语的起源。

在这个时期,日本贵族和士兵使用的是一种和平时期的民间语言不同的官方语言,被称为“和文”。

这种官方语言主要使用汉字和和文字,被认为是日本日常用语的基础。

在江户时代,日语的发展出现了很多变化,这个时期日本经历了很多大规模的社会变革和发展,人口的大量增长促进了日语的发展和扩展。

同时,在这个时期也诞生了许多新的文字和词汇,其中包括平假名和片假名等日本特有的汉字书写方式。

日语的语音系统相对简单,主要由五个元音和十三个辅音组成。

这些音素可以分为音节和单音两类。

其中单音是指不包含元音的音节,而音节则包括一个元音和零到两个辅音的组合。

日语的音节有时加上一个尾音,用来标记末尾辅音的发音方式。

这种音节结构很重要,为日语的语音处理和辨识提供了一个方便的标记。

另一个值得注意的是日语中的长音,这是指一个元音的发音时间超过一个拍子,一共持续两个拍子。

在写作中,长音通常由在元音上加上一条线来表示。

日语的词汇数量非常丰富,并从日本的历史、文化、传统以及来自其他国家的词汇中获得了很多影响。

除了普通的日语词汇外,日语还有大量的助词和词缀。

助词是用来表示语法关系或者语气的一种词类,例如“は”、“が”、“の”等。

词缀则用于改变词的含义或者语法特征,例如“-て”、“-たい”、“-ない”等。

此外,日语的词汇还包括很多汉字词汇,这些词汇主要来源于汉语和汉字文化的影响。

日语概论

日语概论

《日语概论》整理李春杰序:李思纯老师的《日语概论》虽然只有两次课,不过我觉得这门课比较重要,具有深入探讨的价值。

它更多的阐释了日语中的一些语言现象,这对我们高效的学习日语非常有帮这它实词(自立语)之后。

从语音特征上看,日语属于开音节语言,即日语的音节一般以元音结尾,且以元音的长短来区别意义。

从韵律特征上来看,日语采用音高作为重音的表达手段,高低变化是在音拍与音拍之间实现的。

从词汇特征来看,日语中4 音拍的词居多;词汇来源丰富,包括和语词、汉语词、外来词和混合词。

从文字标记特征来看,书面语文字标记比较复杂,包括表词文字和表音文字。

表词文字即为汉字;表音文字包括表音节和表音位,表音节即为假名,包括平假名和片假名,表音位即为罗马字母。

从文体上来看,无论是口语还是书面语,敬体和简体的选择是必须的。

同时,日语还具有以动词的词缀变化体系为主要特点的敬语体系。

此外,日语语言种类少,构成简单(音の组み合わせ)。

、特殊音:长音(ちょうおん)、拨音(はつおん)、促音(そくおん)注:子音分为有声音、无声音二、语音(音声おんせい);C+V 构造:辅音+元音构成的音节,如「か、さ、た」等,此类最多C+S+V 构造:辅音+半辅音+元音,如:「ちゃ、しゃ」等S+V 构造:半辅音+元音,如「や、ゆ、よ、わ、を」等特殊音节:长音、拨音、促音特点:构成简单,数量少,元音结尾3、音变化:①元音交替(母音の交代):日语中的“和语”名词在构成复合词时,元音有时会由/e/变为/a/,此外,“和语”动词从“他动”转为“自动”时常常也是把元音由/e/变为/a/。

例:②脱落(だつらく):一个词中由于某种原因致使其中某个语音脱落,分为音节脱落、元音脱落、辅音脱落。

ア音节脱落分两种:两个词复合时,其中一个音节脱落;在一个词中脱落某个音节。

たび+ひと?たびびと?たびと(旅人)こころ+ち?ここち(心地)もん+じ?もじ(文字)しら+かみ?しらがみ?しらが(白髪)おん+とう?おんど(音头) ひんがし?ひがし(东)いだく?だく(抱く)イ元音脱落例:ましろ(真白)?まっしろやか(八日)?やうか?ようかみあい(见合い)?みやいはるあめ(春雨)?はるさめ④连浊:日语中两个词结合构成复合词时,如果后位词词头是清音,往往变成浊音。

日语概说(词汇部分-第一节,第二节)

日语概说(词汇部分-第一节,第二节)



不过,也有些词根虽然能够构成词的核心意义,但 并不一定能够单独成词,日语中如「高(値)」、 「ほの(めく)」 等词根不能单独成词,尤其是日 语中的汉语词汇,如「国家」 、「健康」等等, 也是由两个词根构成的,这样的词根也不能单独 成词。 在日语中,通常把能够单独成词的词根叫做「自 立語基」,不能单独成词的词根叫做 「非自立語 基」。
第四节 词义 一 词义的性质 二 词义的发展 三 多义词 四 类义词 五 反义词 六 同音词 七 同形词 第五节 词种 一 日语词种 二 和语词汇 三 汉语词汇 四 外来语词汇 五 混种语词汇
第六节 位相 一 位相 二 方言 三 性别语 四 口头语和书面语 五 行业词和专科词 六 隐语 七 忌讳词


从整个日语词汇的角度来说,基本词汇必须是使用 率高,适用范围广,词汇量较少的一群词。 从整个日语词汇中选定基本词汇,其目的主要是为 了有利于语言教学。



研究词汇的科学叫做词汇学(語彙論)。 现在,以日语词汇为对象的主要研究内容:
1.研究日语词汇的体系结构。这方面的研究日语中叫做「語彙構成 論」。 2.研究有关日语词汇总量的推测及统计性质的问题。这方面的研究叫 做 「計量語彙論」。 3.研究基本词汇。 4.研究日语中的和语 、 汉语、 外来语等的词汇来源。 5.研究有关男性用语、 女性用语、 幼儿词语、 隐语、 各种专业用语、 各种场面的语体(文体)以及方言与共同语、 待遇表达方式等方面 的问题。这方面的研究又叫做「位相論」 。 6.研究词汇的历史性变迁。



(一)日语词汇量 关于日语的词汇量,主要是通过各种词汇调查来考 察的。 这里所说的词汇总数,指的是“区别词数”,日语 中叫做「異なり語数」,也就是同一个单词无论在 调查资料中出现多少次,都只算做一个单词计算。 另外,同一个词出现一次算一个词,出现两次算两 个词,这样统计的词汇总量叫做“总计词数”,日 语中叫做「延べ語数」。

日语概说

日语概说

性、数、格、人称などの文法カテゴリーにかかわるもので はない。
中国語の語順
ቤተ መጻሕፍቲ ባይዱ
語順
电影。 宾语
SVO型 例えば: 一个 人 看了 定语 主语 谓语
日本語の語順 SOV型
王さん が バナナ を 三つ 主语 宾语 状语 主語 目的語 連用修飾語 食べた 谓语 述語
PS:世界には3000種ぐらいの言語がある、その中に は約三分の一の言語の語順は中国語と同じです。
接続語 提示語 感動語 挿入語
文の内部関係
主述の関係 目的語と述語の関係 補語と述語の関係 補助の関係 修飾と被修飾の関係 並列の関係
日本語の 文法特徴
重点!
膠 着
活 用
語 順
敬 語
膠着(とうちゃく)
世界の言語は主に四種類に分けられている。
孤立語 屈折語 抱合語 膠着語 中国語など 英語、フランス語など エスキモー(爱斯基摩语) 日本語、韓国語など
–5 点 / 回
遅刻
筆記試験 (18週目行 われる)
–3 点 / 回
授業の流れ
先生の説明
練習
日本語概説

日本語の文字
二 日本語の発音


日本語の語彙
日本語のシンタックス
一、日本語の文字
漢字
平仮名
片仮名
日本語の表記
二、日本語の発音
清音(44) 濁音(18) 拗音(33) 半濁音(5)
撥音(1) 拗撥音
長音 拗長音
促音 拗促音
三、日本語の語彙
重点!
語(単語12種類) 自立語(10種類)
私、学校...
付属語(2種類)
は、に、で、を...
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4
「送り仮名の付け方」である。本則・例外・許容に分けられている。
第4節 仮名遣い ・仮名遣いとは、日本語を書き表すとき、仮名をどのように使うか(広義の仮名遣い)、 日本語の音節が変化した場合、どの仮名で表記するかという基準(狭義の仮名遣い)であ る。 ・仮名遣いの分類 ①定家仮名遣い(平安後期―鎌倉前期)→当時発音が一体化していた「おほを」「えゑへ」 「いゐひ」をどう区別するか ②契沖の仮名遣い(歴史的仮名遣い・旧仮名遣い)(江戸中期)→平安中期以前の文献を 元に、全面的に古い仮名の用法をまとめた。 ③現代仮名遣い(1946-)政府が公布。→現代の発音に基づく表音主義を基本に、部 分的に歴史的仮名遣いも残した。1986年には改めて付表つきのものが公布される。
第2節 ローマ字と表記 ・ローマ字は日本語をラテン文字によって表記したもので、1596年に肥前の加津佐で キリシタン本の出版・流布が行われたことが始まりである。 ・全部で26文字あり、字母をアルファベットという。 ・便利な点は→音節・モーラより小さな単位、単音・音素で表記することができる点 ・ローマ字の表記法は3種類あり、各方式によってつづり方が少々異なる。 ①ヘボン式(1884年)→実際の音に近い→駅名やパスポートの名前など国際的表記 ②日本式(1885年)→音韻の分け方、五十音図に近い→ワープロソフトの入力法 ③訓令式(1938年)→基本的には日本式を主とする どれも賛成・反対があり、三種並立が続く 1954年「ローマ字のつづり方」発表→基本は訓令式だが、国際関係やこれまでの慣例 で変えられない場合は例外もある。
第2章 日本語の文字と表記(p37-82) 第1節 文字と表記の総論(p37-44) 1.文字 ・文字とは社会習慣として、語・音節・音素などの単位に対応し、それと結びつ いて視覚的に言語を表示するための記号になっている平面図形のひとまとまり である。 ・文字の期限は事件を記録するための絵であるが、文字と絵や記号の区別は、語・音節・ 音素と結びついて一定の読み方を持っているかどうかである。 2. (1)具体的な文字の形を字形といい、他の文字から識別するための抽象的な字形を字 体という。 (2)字体は異なるのに、意味も読み方も相互に入れ替えることができる関係を異体の関 係、一般的な字体に対して異体の関係にある文字を異体字という。 (3)明朝体・ゴシック体など、一つの文字体系の中でそれに属する文字の全てを統一で きる字形の様式のことを書体という。 3.文字の機能・文字体系 (1)文字の機能 ・文字には「語形を表す」「音声を表す」「語義を表す」という三つの機能がある(文字 の三要素。以下、それぞれ形、音、義とする) ・文字のうち、形・音・義を備えたものを表意文字(表語文字)という。漢字は表意文字 である。 ・文字のうち、形・音を備えたものを表音文字という。表音文字には一文字で一音節を表 す音節文字と、一文字で一単音を表す単音文字がある。仮名は音節文字、ローマ字は単音 文字である。 (2)表意性・表音性 ・表音文字の表意性→ローマ字の省略語、仮名の助詞、一音節語など(表音文字が語とし ての意味を持つことがある) ・表意文字の表音性→音訓を利用して音だけを表す用法→万葉仮名(表意文字が音声のみ を表すことがある) (3)集合としての文字 ・「文字」という語は時に個を指し、時に集合を表す。
1
いなど)がある。 ・音節とは、その言語の話者がそれ以上短く区切って発音することのできない有声の単位 で、単音あるいは音素より一段上位の音声的単位である。 ・音節の構造の最も基本的なものは子音+母音というもので、これを開音節構造と呼ぶ。 ・母音で終わる音節を開音節、子音で終わる音節を閉音節という。 ・モーラ(拍)とは音韻的な長さの単位である。/C+V/構造の長さを1モーラとする。 ・撥音・促音・長音はモーラ音素と呼ばれることがある。 ・モーラの概念は、日本語以外では、アイヌ語、朝鮮語、モンゴル語などに存在する。 ・清音とは濁点をつけない仮名で表記される音節とそれに対応する拗音の音節を指す。 ・濁音とは濁点をつけた仮名で表記される音節とそれに対応する拗音の音節を指す。 ・半濁音とは半濁点をつけた仮名で表記される音節とそれに対応する拗音の音節を指す。 ・直音とは仮名一文字で書ける音節のことである。 ・拗音とは仮名二文字で書き表す音節のことで、ヤ行で終わる開拗音とワ行で終わる合拗 音がある。 ・連濁とは、本来清音で始まる語が他の語と複合語を構成し、その後項になったときに濁 音化する現象のことである。(ひとびと、ともだち、あおぞら、よていどおり) ・アクセントとは個々の語について、社会的習慣として決まった相対的な高さ、強さの 配置のことである。 ・アクセントの種類には、高さアクセント(日本語、ベトナム語、タイ語)と強さアクセ ント(英語、ドイツ語)が有る。 ・アクセントの定まっている単位をアクセント単位という(日本語では拍または音節) ・アクセントの表記法には①傍線によるもの②記号によるもの③数字によるもの がある。 ・アクセントの機能には①弁別機能と②統語機能がある。
新日本語概論 まとめ第1章来自日本語の音韻(p1-36) 第1節 音声と音韻(p1-27)
・日常の言語活動とその道具は ①話す・聞く→音声を使用 ②書く・読む→文字を使用 に分けられる。 ・音声とは人間が思想内容の伝達のために音声器官を使って発するオトのことである。 ・音声のうち、文節できるものを言語音、できないものを反射音という。 ・「音声」を研究の対象とする分野を音声学と呼び、音声を[ ]を用いて表す。 ・[ ]の中のアルファベットは音声記号である。現在では国際音声字母(I.P.A)が使わ れている。 ・音声学には三種類あり、それぞれ ①調音音声学(呼気が声道 を通過する際、どのように言語音に変わるか研究) ②音響音声学(言語音の特徴を音声分析機器により研究) ③聴解音声学(音声の知覚、認知が聞き手の知覚処理機構でどう処理されるか研究) である。 ・音声器官が働いて個々の音が発せられることを調音という。 ・調音に使われる音声器官のうち、あまり動かない部分を調音点、よく動く部分を調音 者という。 ・調音点と調音者によってどのように言語音が作られるのか、その方法を調音法という。 ・調音には主に呼気が使われる。
2
・プロミネンスがある部分は強く発音されたり、高く発音されたり、音質が変わったりす る。卓立強調や対比強調とも言われる。
第2節 日本語の音韻史(p27-32) ①上代→上代特殊仮名遣い(母音イ・エ・オに甲乙の使い分け)、撥音・促音なかった ②中古→ハ行とワ行の混同(ハ行転呼音)、音便が発生、発達、「あめつち」「いろは歌」 ③中世→四つ仮名(ジとヂ、ズとヅ)の区別がなくなりだす、二つの母音が長母音に(開 合の区別)、連濁・連声の出現 ④近世→四つ仮名の区別がなくなる、開合の区別がなくなる、合拗音なくなる、ガ行鼻音 登場 ⑤近現代→外来語由来の子音が増加
・音韻とは、ここの具体的な音声に対し、それらの中核にあって共通すると解釈できる抽 象的な音である。 ・音韻を対象とする研究は音韻論と呼ばれる。 ・音素とは単語の意味の区別に役立つ音韻の最小単位である。 ・別の言い方をすれば、音素とは異音の集まりであると言うこともできる。 ・異音には、同一環境に現れず、意味の対立に関与しない条件異音(撥音・促音など)と、 同一環境に現れ、自由に入れ替わり、意味の対立に関与しない自由異音(有気・無気の違
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(4)文字体系 ・集合体としての日本語の文字には、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字があり、それ ぞれ独自の文字体系を持っている。
4.文字の表記法 ・文字や符号によって語や文章を書き表すことを表記といい、その原則や決まりを表記法 という。 ・日本語の表記は漢字かな混じり文+ローマ字で行われている。文字列の方向から見れ ば縦書きと横書きがある。表記法を用いて表記されたもの、具体的な表記の仕方を表記形 式と呼ぶ。 ・原稿、手紙など書類によってあらかじめ用意されている文章の方に添った書き方を書式 という。 ・音声言語はその場で即時的に伝達する役割がある。 ・文字言語は記録、長期的な保存、長距離伝達、多数の配布、考えを確かめ、深めるなど の役割があり、文化の創造や交流に大きな役割を果たしてきた。
第5節 漢字と表記 ・漢字は形・音・義の三要素を兼ね備えた表意文字である。 ・漢字の構造「六書」(許慎『説文解字』)の分類によって漢字を構造の点から六種に分け ると、 ①象形文字→自然の中にあるものの形を写した絵を簡略化した文字(名詞多い) ②指事文字→動作や状態あるいは関係や数などを象徴的に表す文字(抽象的なもの多い) ③会意文字→象形や指事文字を二つ以上組み合わせて一つの新しい意味を表す文字 ④形声文字→意味を表す字と音を表す字を二つ合わせて作った文字(現在の漢字の 80% 以上) ⑤転注文字→漢字の本来の意味を多少ずらして他の意味に転用したもの ⑥仮借文字→漢字の本来の意味とは関係なく字だけを借りて他の意味に用いるもの
アクセントの型と式 ・アクセントの滝とは一語の中で高い拍から低い拍に下がる部分のことである。 ・アクセントの核とはアクセントの滝の直前の音の高い拍のことである。 ・日本語のアクセントの型には、語の中にアクセント核を持たない「平板式」とアクセ ント核を持つ「起伏式」があり、起伏式はさらに、アクセント核の位置によって、「頭高 型」「尾高型」「中高型」の三つに分けられる。 ・日本語のアクセントには地域差があり、それぞれ ①京阪式アクセント ②東京式アクセント ③一型アクセント ④無型アクセント に分けられる。 ・東京式アクセントの特徴は、 ①第1拍と第2拍の音の高さが必ず異なる ②語の中で高音部は2回以上出現しない ③最後の拍が高かった場合、その直後の助詞が高い場合と低い場合がある ④語の拍数を n とすると、アクセントの型数は n+1として表すことができる などである。 ・イントネーションとは、語調・抑揚とも呼ばれる、文末の音の高さの変化または発話文 に備わった高さの変動のことである(文末の変化についてをさすことが多い)。 ・イントネーションのパターンには①上昇調 ②非上昇調 ③下降調 ④平坦調がある。 ・プロミネンスとは話し言葉で文の中の一部分をはっきりと伝えるために強調する方法の ことである。
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