新版中日交流标准日本语中级04

第四课
会話
東京本社
社員:もしもし,山田(やまだ)さん,うちの青木主任(あおきしゅにん)が,ちょっとお話(はな)しをしたいと言(い)っていました。
山田:わたしにですか。
社員:ええ。青木主任(あおきしゅにん)は,午後(ごご)なら何時(いつ)でもかまわないそうです。山田(やまだ)さんのご都合(つごう)はいかがですか。
山田:そうですね…。1時半(じはん)はどうでしょう。
社員:ありがとうございます。そのようにお伝(つた)えします。
青木:お忙(いそが)しいところ,すみません。実(じつ)は,上海支社(しゃんはいししゃ)で進(すす)めている「金星(きんせい)」プロジェクトが,思(おも)ったより大変(たいへん)な仕事(しごと)になりそうなんです。
山田:そうですか。
青木:それで,東京本社(とうきょうほんしゃ)でも「金星(きんせい)」プロジェクトの担当者(たんとうしゃ)を決(き)めることになりました。突然(とつぜん)ですが,山田(やまだ)さん,この仕事(しごと)をしてもらえませんか。
山田:わたしが「金星(きんせい)」プロジェクトの担当者(たんとうしゃ)に?
青木:はい。上海支社(しゃんはいししゃ)の李(り)さんからの要望(ようぼう)なんです。
山田:李(り)さんが,わたしを推薦(すいせん)してくれたんですか。
青木:ええ。山田(やまだ)さんは上海支社(しゃんはいししゃ)にいたこともあるし,中国(ちゅうごく)の事情(じじょう)に詳(くわ)しいからということでした。
山田:分(わ)かりました。中国(ちゅうごく)と関係(かんけい)のある仕事(しごと)なら,ぜひやってみたいと思(おも)います。


课文
近年サラリーマン事情
かつて,日本(にほん)のサラリーマンといえば,朝早(あさはや)く家(いえ)を出(で)て家(いえ)に帰(かえ)るのは深夜(しんや)になり,残業(ざんぎょう)や休日出勤(きゅうじつしゅっきん)をするのは当(あ)たり前(まえ)でした。近年(きんねん),週休二日制(しゅうきゅうふつかせい)の導入(どうにゅう)や労働時間(ろうどうじかん)を減(へ)らす取(と)り組(く)みなどが実施(じっし)され,サラリーマンの生活(せいかつ)は変化(へんか)してきました。
週休二日制(しゅうきゅうふつかせい)は1980年代(ねんだい)から企業に導入(どうにゅう)されてきました。1992年(ねん)には国家公務員(こっかこうむいん) に,2002年(ねん)には小(しょう)?中学校(ちゅうがっこう)にこの制度(せいど)が導入(どうにゅう)されました。2005年(ねん)の調査 (ちょうさ)によると,日

本(にほん)の企業(きぎょう)の89(はちじゅうきゅう)%(パーセント)が,週休二日制(しゅうきゅうふつかせい)を実施 (じっし)しています。
さらに,フレックスタイム制度(せいど)を導入(どうにゅう)する会社(かいしゃ)も増(ふ)えています。これは,自分(じぶん)の出勤(しゅっきん)と退勤(たいきん)の時間(じかん)を自由(じゆう)に決(き)められる制度 (せいど)です。労働者(ろうどうしゃ)が自分(じぶん)の生活(せいかつ)と仕事(しごと)のバランスを取(と)りながら,働(はたら)くことができるように設(もう)けられました。
また,日本(にほん)の会社(かいしゃ)には,育児休暇(いくじきゅうか)の制度(せいど)がありますが,これまでこの制度(せいど)を利用(りよう)するのは,ほとんどが女性(じょせい)でした。男性(だんせい)の場合(ばあい),会社(かいしゃ)での理解(りかい)が得(え)られないのではないか,出世(しゅっせ)の妨(さまた)げとなるのではないかと考(かんが)える人(ひと)が多(おお)かったからです。近年(きんねん),家族(かぞく)との時間 (じかん)を大切(たいせつ)にしたいと考(かんが)えて,この制度(せいど)を利用(りよう)する男性(だんせい)が見(み)られるようになりました。
このように,日本(にほん)のサラリーマンの働(はたら)き方(かた)は,かつてと比(くら)べると大(おお)きく変化(へんか)しています。都会(とかい)での時間(じかん)に追(お)われる生活(せいかつ)をやめて,田舎(いなか)に引(ひ)っ越(こ)す人(ひと)もいます。


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