中高级日语语法精解第11回
新版标日-第11课

常用表示某人能力的形容词(一类形容词)、形容动词(二类形容词) 上手だ(擅长) 下手だ(不高明) 苦手だ(不善于) 得意だ(擅长)
三、文法
2、名词1 は 名词2 が 分かります/できます。
「わかります」、「できます」是动词「わかる」 和动词「できる」的连用形与助动词「ます」构成 的敬体形式。 二者的汉语意义分别为“明白”“懂“了解”和 “能”“会”“可以”等。 这类表示能力的动词通常也适用于「~は~が~」 的句型,由「は」提示主题,「が」提示动词的对 象,用于表示某人是否具备某方面的能力。
带箱 如 山 箱 。根 果 是 根 在有指在 日幸富日 本天士本 的公山神 旅作,奈 游美水川 字,是县 典你指, 里便芦是 有可湖一 点以,个 像欣坐有 中赏船山 国到到有 的富芦水 苏士湖的 杭山中地 一。央方 ,。
箱根是日本著名的温泉之乡、疗养胜地,箱根在日本几乎就是温 泉的代名词,现在很多外国人都深谙此道,在箱根,言必称温泉。温 泉在日本被称作“汤”,“汤”在日本大概有两个意思,一是热水, 二是温泉。箱根有著名的“箱根七汤”,就是七个能够浸泡箱根温泉 的地方。其实还有很多温泉,在一些饭店也有自己的小温泉。如果住 在王子饭店,泡温泉可以免费。
三、文法
5、表示频率的副词
日语中有一些副词既可以修饰状态、程度、 动作等,还可以表示数量或频率。常用的有 「いつも、ほとんど、たびたび、よく、時々、 たまに、めったに、あまり、全然」等。这些 副词表示的频率见书P136页。
三、文法
5、表示频率的副词
「いつも」相当于汉语的“始终”“总是”等意思。 ▲彼はいつも五時に起きます。(他总是五点起床。) 「ほとんど」相当于汉语的“大部分’ “几乎”等意思。 「ほとんど」既可修饰肯定,也可修饰否定。 ▲学生たちはほとんど来ました。(学生几乎都来了。) ▲私はほとんど朝ご飯をたべません。(我几乎不吃早饭。) 「たびたび」相当于汉语的“屡次”“再三”“常常”等意思。 ▲彼女にはたびたび会います。(常常见到她。)
第11课N1形容词

8
空しい 逞しい 著しい 夥しい 浅ましい
むなしい たくましい
空虚 可怜 健壮
空しく(虚しく)月日をすごす 親のない子がいとおしい
たくま おや こ
むな
むな
つき ひ
逞 しい若者 著 しい差異がある 夥 しい人が集まっている
こう い あつ さ い
わかもの
いちじるしい 显著 おびただしい 大批,大量 あさましい 下流
いちじる
おびただ
浅ましい行為
9
あさ
痛ましい 好ましい 悩ましい 望ましい 目覚ましい 嫌らしい 憎らしい
いたましい このましい なやましい のぞましい めざましい いやらしい にくらしい
凄惨,可怜 令人满意 痛苦 最理想 惊人 可恶,讨厌
きみ こころづよ ものすご め にら ものすご はし なまぬる なまぬる しょ ち さかな なまぐさ せ かい な だか おんがく か
たやす
生臭い殺人事件が続 いた。
こころづよい 胆壮
4
心細い 荒っぽい 安っぽい 蒸し暑い 情け深い 用心深い
こころぼそい 心中没底 あらっぽい やすっぽい むしあつい 粗鲁,粗暴 不值钱 闷热
ば か ば か
見窄らしい みすぼらしい 破旧,寒碜 見窄らしい家 話がややこしくなってきた 気分がうっとうしい
14
うっとうしい 郁闷
き ぶん
「--ない」
切ない 果敢ない 呆気ない 素気ない 何気ない 敵わない せつない はかない そっけない なにげない かなわない 苦闷,难过 短暂,无常 无情 受不了 人との別れが切ない 人の一生 ははかないものだ
中日交流标准日本语第11课课件 三拳上传

5、频率的副词 “いつも”“よく”“時々”“たまに”“あまり”“全然” 等是表示频率的副词。“あまり”“全然”后面须接否定形式。 わたしは たまに コンサートへ 行きます。 (我偶尔去听听音乐会。) 李さんは 時々 映画を 見ます(小李有时看电影。) 田中さんは あまり 横浜へは 行きません。 (田中先生不太去横滨。) 6、 どうしてですか 询问事由时使用“どうしてですか”,相当于汉语中“为什 么”。回答时在谓语后面加“から”。 甲:僕は 来月 また ここへ 来ますよ。 (我下个月还来这里。) 乙:どうしてですか。 (为什么?) 甲:ここで 友達の 結婚式が ありますから。 (因为朋友要在这里举行结婚典礼。)
3.吉田さんは 時々 中国 や 韓国 へ 行きます。 [名詞1] や [名詞2](並列) 「や」は並列助詞で、二つ或は二つ以上のものを例示する。よく「~や~など」 で使われる。 例文: 教室里有桌子呀椅子等等。 教室に 机や いすなどが あります。 我在店里买了水果呀蔬菜等等。 わたしは お店で 果物や 野菜などを 買いました。
つかれます(疲れます) „动2‟ 疲倦,疲惫 さんぽします(散歩~) „动3‟ 散步 こわい(怖い) „形1‟ 害怕,恐怖 あかい(赤い) „形1‟ 红 いたい(痛い) „形1‟ 疼,疼痛 じょうず(上手) „形2‟ 擅长,高明,水平高 へた(下手 „形2‟ 不高明,水平低 にがて(苦手) „形2‟ 不擅长,不善于 ときどき(時々) „副‟有时,时不时 よく „副‟ 经常,常常 たまに „副‟ 偶尔,很少 また „副‟ 还,再,又 どうして „副‟ 为什么 だから∕ですから „连‟ 所以,因此 けっこうです(結構です) 不用,不要 きにいります(気に入ります) 喜欢,中意 など 等等
第旧版标准日本语中级十一课

第だい11課か 旅たびとつう交通こうつう(1)昔むかし、鉄道てつどうや自動車じどうしゃのような交通手段こうつうしゅだんがなかった時代じだいには、どこへ行いくのにも、自分じぶんの足あしで歩あるくしかなかった。
旅たびをするのにも、昔むかしの人ひとは、何日なんにちも歩あるき続つづけるしかなかった。
江戸時代えどじだい(1603ー1867)になって、江戸えど(現在げんざいの東京とうきょう)と日本にほんの各地かくちを結むすぶ街道かいどうが整備され、多おおくの人ひとが、街道かいどうを歩あるいて旅たびをするようになった。
江戸えどと京きょう(現在げんざいの京都きょうと)を結むすぶ東海道とうかいどうは、特とくに交通量が多おおく、街道沿かいどうぞいの町まちはたいへんにぎわった。
江戸えどと京きょうの距離きょりはおよそ500キロきろだが、当時とうじの人ひとたちは、12日にちから15日にちくらいかけて、東海道とうかいどうを歩あるいたらしい。
人間にんげんが1日にちに歩あるける距離きょりは、大人おとなの男性だんせいで40キロきろぐらい。
だから、毎日歩まいにちあるき続つづけたとしても、そのくらいの日数にっすうはどうしても必要ひつようだっただろう。
現在げんざい、東京とうきょうと京都きょうとの間あいだには、東海道新幹線とうかいどうしんかんせんが走っている。
時速じそく200キロきろ以上いじょうのスピすぴードどを誇ほこる新幹線しんかんせんを利用りようすれば、東京とうきょうを出発しゅっぱつして、3時間じかんもしないうちに、京都きょうとに到着する。
昔むかしは1010日以上にちいじょうかかった場所ばしょまで、わずか3時間足じかんたらずで行いけるのだから、便利べんりになったものだと思おもわずにはいられない。
現代げんだいでは、仕事しごとのために新幹線しんかんせんを使つかって、東京とうきょうから京都きょうとや大阪おおさかへ日帰ひがえりで出張しゅっちょうすることなど、日常茶飯事にちじょうさはんじになっている。
第十一课 留守番电话

ロンボクは困ったような顔になった。
「それがだめのです。東都大学の留学生会館に電話したんですけど、留守なんです。それで、一番のお友達のあなたならば、行き先が分かるかもしれないと思ってお電話してみたんです。」
「ああ、それなら分かりますよ。」
兄さんは急き込んで、「メケメケはいま南極市へ行く途中なんです。今ごろは南極行きのロケット機に乗っています。」
“听说歌舞伎不错。”“听小林说,歌舞伎的语言很难,听不懂。”
「病気は治りましたが、まだ激しい運動はしないほうがいいでしょう。」「お医者さんの話では、毎日少しずつ運動するほうがいいそうです。」
“病治好了,可是最好还是不要做激烈的运动。”“按医生的话说来,每天略微活动活动更好。”
四、とも~(会話)
共働きだから、昼間は留守が多いでしょ?
第十一課 留守番電話
本文
留守番電話を利用する人が多くなった。留守番電話は確か確かに便利である。だれも家にいないときにだれかから電話があった場合、あとで録音テープでその内容を知ることができる。家にいるときでも、風呂に入っていたりして、電話に出ることができないこともある。例えば、食事中やテレビでおもしろいドラマを見ているときなど、電話に出なくてすむのは、ありがたいことである。
夫:自分がしたくないことは、ほかの人にもさせたくないよ。
妻:ああ、そう。じゃ、留守番電話止めましょう。
夫:いいの?
妻:ええ。残業を断って、早くうちに帰るわ。収入は減るけど。
応用文
テレビ電話
兄さんに、アフリカから、宇宙中継でテレビ電話がかかってきた。
テレビスクリーンに出てきた人の顔を見て、みんなはびっくりした。色の真っ黒な黒人だったからだ。
第11课语法

朝、起きて顔を洗います。
ご飯を食べて学校に行きます。
3.(动词连用形)+てください 表示请对方做~。 教えてください/ 请告诉我。 ここに名前を書いてください/ 请把名 字写在这里。 遊びに来てください/ 请来玩儿。 本文を読んでください。
4.~ている 由动词连用形+て+いる 构成(敬体是~ています),表 示某动作、行为正在进行或某种状态的持续。相当于汉语的 “正在~”、“~着”等。如:
第11课
五段動詞の音便
五段动词的连用形+ て或 た时,要发生音便。五段动词的音 便有以下三种情况:
1.促音便 : た、ら、わ 行动词 (以 つ、る、う 结尾的五段动词)如:
待つ→(待ち)→ 待って(待った) 帰る→(帰り)→ 帰って(帰った) 洗う→(洗い)→ 洗って(洗った)
2.拨音便:
な、ば、ま
注意事项:
1. 行く 这一动词不发生イ音便,而是促音便。如: 行く → (行き) →行って (行った) 2. さ行五段动词不发生音便。如: 話す→ (話し) → 話して(話した) 示す→ (示し)→ 示して( 示した)
动词过去时
动词连用形+た た”相同。如: 行った 帰った 食べた 注文した 来た
ቤተ መጻሕፍቲ ባይዱ
提问: 副助词「か」与终助词「か」有什么不同? 提示 1:在句子中的位置 提示 2:在句子中的作用 2.待っていてください 由“待っている+ください”构成。
动词简体过去时,意思与“~まし
行きました 帰りました 食べました 注文しました 来ました
课文中的语法
1. 格助词 の 与其它 助词的重叠使用
补格助词 で、へ、と、から、まで等后+ の,构成定 语。如:
《中级日语》(东外大)第11课

東京日本語中第11課一、次の漢字の読み方を片仮名でつけなさい。
周囲囲む糸優れる鋭い穴耐熱性粒薬品鏡透明鍋衝撃繊維断熱材溶かす棒高跳び加工役立つ破片二、次の文を完成しなさい。
1、ガラスは日常生活()大変役立っている。
2、私たちはガラス製品()囲まれていること()気づくだろう。
3、ガラスには優れ___性質()たくさんある。
4、ガラスがいつごろ作られた()知っていますか。
5、その主な長所を挙げる()、どんな形()()()加工しやすく(易加工成任何形状)、水や空気()通さないなどの性質である。
6、その性質()生かして、さまざまな製品()作られている7、品質のいいガラス()作り出すこと()成功した。
8、薬品()入れる瓶()使われる、薬()強いガラスもある。
9、ガラス繊維はいろいろなところ()役()立っている。
10、ガラス繊維()作られた布は消防服などの材料()適している。
11、ガラス()溶かして小さな穴から______(抽出)と、細い繊維()することができる12、このようなガラスは割れ___鋭く_____た破片にならない(裂了也不成为锋利的碎片)13、ガラス繊維の綿は普通の綿と違って、__________性質がある。
14、ガラスは人間が_____________材料である。
(制造的人工材料)15、ガラスには_____年の歴史がある。
16、鉄や木()代わって、ヘルメットやスキーの板に()()ガラス繊維()使用されている。
(也用于…)三、次の中国語を日本語に訳しなさい。
1、我们的生活与玻璃的结合今后会更加深入:2、加入玻璃纤维就成了比铁更硬的材料。
它比铁轻得多:3、受到冲击也只不过裂纹,碎片不飞溅:。
《大家的日语1》语法整理11课

《大家的日语1》语法整理11课
第11课
1、数量词的用法
(1)数量词一般放在紧挨动词的前面。
但是表示时间长度的数量词不受这个限制。
(2)带量词的数字用「なん」来询问。
「どのくらい」用询问时间的长度。
(3)「ぐらい」放在数量词的后面,表示大约的意思。
2、数量词(期间)に~回动词 (表示动作的频率)
例:1か月に2回映画を見ます。
日语知识点:日语(日本语:平假名にほんご,片假名ニホンゴ,罗马音nippon go),简称日语、日文,是一种主要为日本列岛上大和民族所使用的语言,是日本的官方语言。
日文书写
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• 次の文の意味を比較してみよう。 先生は生徒たちにビデオを見せた。 先生は生徒たちにビデオを見させた。 母さんは田中君に服を着せた。 母さんは田中君に服を着させた。
使役と他動詞文
• 対応の他動詞を持たない自動詞 先生は彼を2000メートル走らせた。 彼の発言は皆を驚かせた。 • 対応の他動詞を持つ自動詞 先生は順番に生徒の名前を呼んで、(立てた 立たせた)。 ⇒立たせた 中を見学したい人は自由に(入れた 入らせた)。 ⇒入らせた 警官は捕まえた犯人を(逃して 逃げさせて)しまった。 ⇒逃して 挑戦者は三分でチャンピンを(倒した 倒れさせた)。 ⇒倒した 消防団員は炎の中から子供を(助けた 助からせた)。 ⇒助けた
種類C:使役者が事態の成立に積極的な関与を持たない使 役文 私は飼い犬を死なせた。 私は不注意で水道管を破裂させた。 このタイプの使役文は、「有責的使役文」とも呼ばれる。 使役者が出来事の発生には働きかけていないが、自分の力 が及ばなかったために出来事を発生させたという責任を感 じるという意味を表すものである。
上級日本語文法
第11回目
自分のせいで、冷蔵庫の中の野菜が腐るようになった場合、
日本人:あ~、しまった。野菜を腐らせた。 中国人:あ~、しまった。野菜が腐った。 読者が、作者に対して話す場合 日本人:この本を読ませていただきました。 中国人:この本を読みました。
【1】 構文上の分類
a. 他動詞の場合 能動文:NP2ガ + NP1ヲ + Vt 彼が 弟を 起こした。 使役文:NP3ガ + NP2ニ + NP1ヲ + Vtサセル 母が 彼に 弟を 起こさせた。 b. 自動詞の場合 能動文:NP2ガ + Vi 彼が 学校へ 行った。 使役文:NP3ガ + NP2ニ + Viサセル 母が 彼に 学校へ行かせた。 使役文:NP3ガ + NP2ヲ + Viサセル 母が 彼を 学校へ行かせた。
息子が留学に行きたいので、彼は息子( )外国へ行かせた。 息子が嫌がっているのに、彼は息子( )留学に行かせた。 彼は息子( )日本語を勉強させた。 次は僕( )走らせてください。
【2】意味上の分類
種類A:使役者が事態の成立に間接的に関与する使役文
解説:このタイプは、使役文の中心的な表現である。使役者が 事態の実現に向けて直接的に働きかけるのではなく、言 動によって出来事の成立に関与するというものである。
• 母はこどもたちに言いつけて、(子供たちに)窓ガラスを磨かせ た。(能動的使役文) • 私は遠くから訪ねてきたお友達を先に風呂に入らせた。(能動 的使役文) • 社長は希望どおり従業員に休みをとらせた。(受容的使文) • それでは、私に祝電を読ませていただきます。(受容的使役文)
種類B:使役者が事態の成立に直接的に関与する使役文 • 鈴木の突然の来訪がみんなを驚かせた。(原因的使役文) • 私は母を泣かせてしまった。(原因的使役文) • 私は気持ちよく車を走らせた。(他動的使役文) • 鈴木は足をすべらせて、転んだ。(他動的使役文)
• 次の意志動詞を用いる文を考察してみよう
テレビを見ているのにお使いに(行った 行かされた)。 ⇒行かされた 大好きな歌手のコンサートに(行った 行かされた 行かせてくれた)。 ⇒行った 行かせてくれた
納豆は苦手なのに無理矢理(食べた 食べさせられた)。 ⇒食べさせられた
好物の納豆を(食べた 食べさせられた 食べさせてくれた) ⇒食べた 食べさせてくれた
• 比較してみよう
先生は学生たちを教室に入れた。 先生は学生たちを(に)教室に入らせた。 学生たちが教室に入った。
先生 他動詞文先生/学源自 使役文 出来事の責任者学生 自動詞文
使役被动
次の文の意味を考えてください。
皆の前で歌を歌わされた。恥ずかしかった。 彼は腰の持病に悩まされている。 ⇒「歌う」:意志動詞 「無理矢理させた」と言う意味を表す。 「悩む」:無意志動詞 「自発」の意味を表す。
先生は生徒たちを校門の所に(集めた 集まらせた)。 ⇒集めた 集まらせた 台風が近づいたので生徒たちを家へ(帰した 帰らせた)。 ⇒帰した 帰らせた 積もった雪を日なたに出して(溶かした 溶けさせた)。 ⇒溶かした この凝固剤を使うとプラスチックを早く(固めた 固まらせた)。 ⇒固めた 固まらせた
• 次の非意志動詞の文を考察してみよう。 首相の突然の辞意表明には(驚かされた 驚いた)。 彼の無責任な態度には(がっかりさせられた がっかりした)。 ブランド品ばかり買い漁る観光客の姿に、真の豊かさとは何かを(考えさせ られた 考えた)。 *対応している自動詞文とは意味がほぼ同じである。
春樹は何気ない妻の一言にとても(喜んだ 喜ばされた)。 ⇒喜んだ 素晴らしい音楽に一時(楽しんだ 楽しまされた)。 ⇒楽しんだ *使役受身:マイナス的な意味を持っている。「喜ぶ 楽しむ」などのプラス 的な感情を表す動詞はこのような表現に用いられない。
原因的使役文:出来事を成立させる原因・きっかけとなる人や物を 使役者として扱い、主語の位置に立たせるものであ る。使役者と出来事の成立には強い因果関係が見 られるのである。 他動的使役文:結果的に他動詞と同じ文型であり、対応する他動 詞をもたない自動詞から、他動詞と同様の文型を もつ文を作り出すものである。
• 他動詞の使役文: ほかにヲ格「NP1ヲ」がすでに存在しているので、動作主 「NP2」は「ニ格」で表される。
• 自動詞の使役文: 被使役者NP2がに格で表示される場合は、この種類の使役 文は、被使役者の意志には働きかけてそうするよう仕向ける という意味である。動作主の意向が入る余地を残していると 言える。 被使役者NP2がヲ格で表示される場合は、被使役者に直接 働きかけて事態を導き出すという意味である。これは、動作 主の意向を考慮しない言い方である。